第一句集シリーズ
調律―opus2001~2018 山田やよひ句集

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  • サイズ A5判/ページ数 70p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784781411224
  • NDC分類 911.368
  • Cコード C0092

出版社内容情報

◆第一句集シリーズ/I

冬の川鳥を照らして降りてくる



山田やよひ、は植物や動物や鉱物を詠むことで自身の幼・少・壮・老の人事の時を大きな風景と交差させたのではないか。
冬の川鳥を照らして降りてくる



山田やよひ、は植物や動物や鉱物を詠むことで自身の幼・少・壮・老の人事の時を大きな風景と交差させたのではないか。

(序・佐々木六戈)



◆自選十句

調律師遠ざかる影涼しかり

花筏筏の櫂は語らずに

はなびらをたくさん踏みし足の冷え

涼風至る押し花の開きかけ

八月の折り鶴に眼を描きにけり

朧月朱墨の力なぞりたる

冬の川鳥を照らして降りてくる

年輪の伐り倒されし冬の蝶

寒茜一羽追ひつくまで赤し

人の世の仕舞ひ方など野蒜摘む

山田やよひ[ヤマダヤヨイ]
著・文・その他

著者等紹介

山田やよひ[ヤマダヤヨヒ]
生年1949年。1999年俳句を始める。2000年「童子」入会。2001年退会。2001年句歌詩帖「草藏」創刊同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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