- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > 海外文学
- > ランダムハウス講談社文庫
内容説明
「だから僕はみんなと違ったんだ」13歳の誕生日に、自分が別の星の子どもだと教えられたジェーコブ。これまでずっと一人ぼっちだったけど、遠い星の秘密を知る人たちや宇宙船に出会えて、やっと僕の居場所が見つかった!それなのに宇宙船との別れの日が近いだなんて。どうかお願い、僕のたった一つの居場所を奪わないで…。遠い星からやってきた家族たちの深い愛情と、優しい涙に包まれたファンタジイ三部作、完結篇。
著者等紹介
ウォー,シルヴィア[ウォー,シルヴィア][Waugh,Sylvia]
1935年生まれ。イギリス北部ニューカッスル近郊在住。中学校の国語教師を退職した後は、執筆活動に専念し、1993年に長篇The Mennyms(邦題「ブロックルハースト・グローブの謎の屋敷―メニム一家の物語」講談社刊)でデビュー。同書でガーディアン賞を受賞して一躍脚光を浴び、シリーズ化された。その後、『さよなら、星のむこうへ』『あの星への切符』『いつか、星にほほえみを』のOrmingat三部作を発表し、高い評価を受けている
金子ゆき子[カネコユキコ]
横浜国立大学経済学部国際経済学科卒。英仏文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しぇり
0
前2冊からかなり時間が経っていて不安だったけれど、丁寧に語られているので何処となく思い出しながら読めた。通して読み直したくはあるけれど。メニムシリーズと同じく、後にすーっと引いていく、けれど思わせぶりではない終わり方。きちんとした終わりではないのに、「おしまい」なのだなぁと実感する。けれど、オーガンミット3部作は、どれも読後に漠然とした寂しさが残る。そこにいた筈の子供が巣立っていってしまったような気分とも云うべきだろうか。メニムとはまるで方向性は違えど、共通してすばらしく、悲しくも優しさに満ち溢れた物語だ2009/09/25
くもりーな
0
結構好き ★★★★★2007/06/02
llll'
0
.2022/09/18