景色―有住洋子句集

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  • サイズ A5変判/高さ 21cm
  • 商品コード 9784781410715
  • NDC分類 911.368
  • Cコード C0092

出版社内容情報

◆第二句集

景色は、私にいろいろなものを見せてくれた。

その時その場に見たものは、悠久の流れの中の…◆第二句集

景色は、私にいろいろなものを見せてくれた。

その時その場に見たものは、悠久の流れの中の、移りゆく景色であれば、同じものは二度となく、またすべてが目で見たものとは限らなかった。

(あとがきより)



◆自選七句

影のびて影とつながる涼み舟

また次の湾まで茂るしづかさよ

電気屋が坂を上つてくる晩夏

一艘をうつぶせに置く盆の浜

短日の灰の中より棺釘

いくたびもたそがれ水の涸れゆける

能面の並んでゐたる寒さかな

有住洋子[アリズミヨウコ]
著・文・その他

目次

水平
死者
真下
回廊



一面

著者等紹介

有住洋子[アリズミヨウコ]
1948年、東京生まれ。13年の滞米生活後、1996年より黒田杏子主宰指導の下で俳句をはじめる。その後、橋本榮治代表中心の句会に参加。現在、俳句誌「〓」同人、個人誌「白い部屋」発行。句集『残像』、散文集『閾』、『儚』。俳人協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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