目次
第1編 分散・凝集の基礎(有機微粒子の分散と凝集;分散剤の選択方法と最適な使用方法;パーコレーション・フラクタル理論とサスペンションレオロジーへの応用;ソフトな粒子の分散・凝集;濃厚分散系における分散・凝集制御と評価法;非水系の分散と凝集)
第2編 展開する分散・凝集の科学技術(カーボンナノチューブ分散ゲルの形成と応用;機械的乾式処理法によるナノ粒子の精密分散・複合化技術;マイクロリアクターを利用した転相温度乳化法によるナノエマルション調製;臨界点近傍ゲルの分散による高分子材料の高性能化;微粒子最密充填のための粒度・粒子形状制御;ゲル粒子の自励分散・凝集;マイクロチェネルアレイを用いた均一サイズ非球形微小液滴の作製と形状制御;微粒子分散液の乾燥過程と散逸パターン形成)
第3編 様々な分野で活躍する分散・凝集技術(カーボンナノチューブの分散と応用事例;制御可能なカーボンナノチューブ凝集;環状ホスト分子を利用した単層カーボンナノチューブの可溶化と応用;水溶性フラーレン;微小気泡の分散;ナノ粒子を配合したグリースの開発;高概観の塗膜を得るための顔料の微分散技術;ラテックス診断薬;機能性ナノ粒子の医学領域における展開;単分散磁性ポリマー粒子の合成と多機能複合粒子合成への新展開;乳の美味しさと乳化技術;発酵セルロース不溶性増粘安定剤;コスメティックスにおける乳化技術)
著者等紹介
川口春馬[カワグチハルマ]
慶應義塾大学理工学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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