出版社内容情報
QMS-H(医療における質中心経営管理システム)研究会の成果集.安全で質の高い医療の提供のための必読書である.
本書は,2007年に設立されたQMS-H(医療における質中心経営管理システム)研究会の成果をまとめたものである.QMSは,安全で質の高い医療を提供するうえで,どの病院にもなくてはならない.その取り組み方の実際が学べる1冊.
【著者紹介】
早稲田大学理工学術院教授
内容説明
厳しい経営環境を乗り越えて、安全で質の高い医療を提供するために、何が有効か?―その答えは、QMS(質マネジメントシステム)にある!
目次
1 なぜQMSアプローチに取り組むのか(問題意識;QMSがもたらす効果 ほか)
2 QMSとは何か―その考え方・構成要素・重要な概念(医療への質マネジメントアプローチ;QMSとその構成要素 ほか)
3 QMS‐Hの開発と導入(QMS‐H研究会とは?;QMSの導入・推進ステップ ほか)
4 事例―私たちはQMSにどのように取り組んだか(大久野病院:中規模慢性期病院で、QMS活動を院長自らが牽引する;飯塚病院:超大規模病院で、一診療科によるパイロット活動から病院全体に展開する ほか)
5 QMS手法・技法の解説と適用(病院業務プロセスの構造的記述方法;プロセスアプローチによる与薬事故分析手法の医療機関への導入 ほか)
著者等紹介
飯塚悦功[イイズカヨシノリ]
QMS‐H研究会・代表、東京大学・名誉教授
棟近雅彦[ムネチカマサヒコ]
QMS‐H研究会・副代表、早稲田大学理工学術院・教授
水流聡子[ツルサトコ]
QMS‐H研究会・副代表、東京大学大学院工学系研究科医療社会システム工学寄付講座・特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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