内容説明
一九四五年八月一五日を転機として、国連憲章、日本国憲法を基礎とした「地球時代」が始まった。たしかに歴史はジグザグだ。戦争はあり、差別も貧困も残されている。だからこそ、核兵器を禁止し、平和憲法を活かさなければ、日本と世界の未来はない。
目次
第1部 地球時代とその課題認識(地球時代の教育課題―二一世紀を展望して;地球時代とその教育―平和・人権・共生の文化を;地球時代へ向けて―人権・子どもの権利と平和の文化を ほか)
第2部 地球平和憲章への歩み(戦争と教育、そして平和へ;改憲とは「国のかたち」を変えること―自民党改憲案と安倍内閣の執念;地球平和憲章を創ろう ほか)
第3部 平和への思想(民主主義と平和と教育―民主教育研究所創立三〇年記念に寄せて;丸山眞男の平和思想―地球平和憲章の理念を深め運動を拡げる視点から;憲法九条と幣原喜重郎―憲法調査会会長高柳賢三・マッカーサー元帥の往復書簡を中心に ほか)
終わりに 目の前の戦争
著者等紹介
堀尾輝久[ホリオテルヒサ]
1933年生まれ。東京大学法学部卒、同人文科学研究科教育学、博士。教育思想史。同大学名誉教授。日本教育学会会長、日本教育法学会会長、総合人間学会会長、日本学術会議会員など歴任。フランス・パルムアカデミー賞受賞。現在、「子どもの権利条約市民・NGOの会」代表、「9条地球憲章の会」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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