出版社内容情報
今年世界遺産となったばかりの百舌鳥・古市古墳群はもちろん、エリア内にある古墳・古代遺跡を詳細に掲載。
内容説明
156ヶ所の古墳・遺跡と24カ所の博物館・資料館を、写真と図解で詳細にご紹介します。
目次
奈良県(纒向;柳本、大和、柚之内;磐余地方;馬見~南河内;葛城地方;巨勢谷周辺;平群、斑鳩地方;飛鳥)
大阪府(古市;百舌鳥;三島野)
兵庫県(兵庫)
京都府(京都山城;京都府中西部;京都府北部)
より楽しむための+α 補 吉備(岡山県)
著者等紹介
松本弥[マツモトワタル]
福井県敦賀市出身、早稲田大学卒。専門は古代エジプト史。日本オリエント学会正会員、大阪大学民族藝術学会正会員。NHK文化センター青山教室(2004年~)郵船クルーズ「飛鳥1」「飛鳥2」世界一周クルーズ(2005~2014年)などの講義、講演、出版を通して幅広く歴史・文化の紹介に努める。専門の古代エジプト史研究の傍ら、古墳の魅力を追究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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イリエ
16
丁寧なガイド本です。ただ、当たり前ですけど、古墳ってお墓なんだな、と。写真が、何だか不気味っす。2023/12/30
冬将軍
4
五色塚古墳へ行く前に参考のために図書館で借りました。兵庫県下最大の前方後円墳(全国的には40番目前後の大きさ)なのに本書での紹介は1ページにも満たなかったのですが、航空写真地図の豊富な、郷土史を歩いて知りたくなるような入門的なガイドブックでした。ヤマト大権が対抗意識を抱いて鎮圧しようとした吉備地方の古墳にも言及しています。奈良、京都を始め、都市開発が進んでいて、注意を払わなければ見過ごしてしまうような遺跡があちこちに多くあるものだな、と思いました。合わせて兵庫県立考古博物館、奈良県飛鳥資料館もお勧めです。2024/10/20