内容説明
前衛・後衛と球種の組み合わせ、対戦相手をコントロールする読み方と攻め方、お互いをカバーできる位置と動き方、ゲームのパターンにあわせた対応と戦略、知っていればこんなに違う!駆け引きを覚えて勝率アップ。
目次
1 個人戦術―パートナーのために、できることは何か?基本ともいえる個人戦術を身につけて、ペアの勝利に貢献する。(打点を重視したレシーブでリズムを奪う;相手の球種を判断しそれぞれにあった返し方をする ほか)
2 グループ戦術―1人ではできない、ダブルス特有の攻撃を。多彩な連携を駆使して、勝てるペアになる。(攻撃時の役割を分担して戦術を明確にする;スマッシュに対する守備から攻撃へつなげる ほか)
3 サーブ・レシーブから主導権を握る―第1球目に当たるサーブと、第2球目に当たるレシーブ。初手から相手を揺さぶっていく。(サーブでリズムとコースを変えて相手を揺さぶる;多彩なサーブレシーブで予測をはずし主導権を握る ほか)
4 選手の特徴をいかした戦い―自分にしかできないこと、パートナーにしかできないこと。己の武器を磨き、唯一無二のペアになる。(サーブの打ち方で味方の苦手なレシーブをカバーする;相手の体力を奪ってミスを誘いチャンスを作り出す ほか)
5 グループ戦術 ミックスダブルス&女子ダブルス編―相手を知り、戦局を知り、勝ち方を知る。戦術を極めるものが、勝利を手にする。(相手男子の攻撃力をさげて女子が積極的に前へ出る;相手女子を振り回して男子の守備範囲を広げる ほか)
著者等紹介
中條彪[ナカジョウヒョウ]
日本ユニシス・実業団バドミントン部監督。1962年8月25日生まれ。1983年に上海体育学院を卒業し、翌年中国ナショナルチーム入り。88年ナショナルチームを離れ、活躍の場を日本に移す。94年近畿大学商経学部商学科卒業後、日本ユニシスへ。主な戦歴は、87年インドネシアオープン単での準優勝など。現在オリンピック選手の育成を目標に、有望な選手たちの指導をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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