目次
第１部 裏切られた革命と不死鳥の蘇生（初期社会主義の終焉と「一九八九年」革命；不死鳥の誕生；蘇生するドイツ左翼 ほか）
第２部 新自由主義時代のドイツ左翼と二一世紀社会主義の模索（「学習期政党」左翼党の実態；「学習期政党」の『綱領』検討；左翼党党員 ほか）
第３部 ドイツ左翼の歴史的な教訓―今の日本に必要なこと（ドイツ左翼の源流をたどる；反ファシズムの教訓と人民戦線；初期社会主義の経験―戦後東ドイツ史の一断章）
著者等紹介
星乃治彦［ホシノハルヒコ］
福岡大学人文学部歴史学科教授。専門はドイツ現代史（反ファシズム運動史、東ドイツの歴史、社会主義の歴史）、ジェンダー史など。１９８２‐８５年イエナ留学をはじめ長期にわたり東ドイツに滞在。ＰＤＳ（ドイツ民主社会党）ロストック大会にもゲスト参加。その経験を生かして民衆視線での社会主義論を展開（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Sakana
5
ドイツの政党"DIE LINKE"「左翼党」の系譜。東ドイツ地域のことを今いろいろ考えているところなので、やっぱりここらへんは外せない。更新されずに滞りがちな旧東ドイツの社会主義的イメージを、現代の民主社会主義のそれへと思考の橋渡しをしてくれる一冊。戦後のドイツにおける政党の流れもよく分かるので、その点も勉強になった。2015/11/23
