内容説明
廃炉と廃棄物処理、再生可能エネルギーの普及、原発ゼロ社会のあり方…「原発ゼロ」へのプロセスを科学・技術のプロパーが解明する。
目次
第1章 福島原発事故がもたらしたもの―現状をどう見るか(福島原発事故の技術的側面―事故の原因・経過および教訓;福島原発事故による放射線被曝のリスク―外部被曝と内部被曝)
第2章 原発ゼロへの技術的アプローチ(原子炉の解体;福島第一原発の事故終息と炉心取り出し ほか)
第3章 原発ゼロのための再生可能エネルギー普及策(固定価格買取制への期待;ドイツに学べ、再生可能エネルギー普及策 ほか)
第4章 原発開発の歴史と原発ゼロ社会への展望(人災としての原発事故;日本の原発開発の歴史を跡づける ほか)
著者等紹介
安斎育郎[アンザイイクロウ]
安斎科学・平和事務所所長。立命館大学名誉教授、立命館大学国際平和ミュージアム名誉館長、日本科学者会議代表幹事、放射線防護学、工学博士。久保医療文化賞、ノグンリ平和賞(韓国)を受賞
舘野淳[タテノジュン]
1936年旧奉天市生まれ。1959年東京大学工学部応用化学科卒業。日本原子力研究所研究員を経て、1997年から中央大学商学部教授。2007年中央大学を退職。現在、核・エネルギー問題情報センター事務局長
竹濱朝美[タケハマアサミ]
1961年、岡山県生まれ。立命館大学大学院社会学研究科博士課程修了(社会学博士)。現在、立命館大学産業社会学部教授。専門は環境社会学。ドイツと日本の再生可能エネルギー政策を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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