成蹊大学アジア太平洋研究センター叢書<br> アメリカン・ヴァイオレンス―見える暴力・見えない暴力

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成蹊大学アジア太平洋研究センター叢書
アメリカン・ヴァイオレンス―見える暴力・見えない暴力

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  • サイズ B6判/ページ数 322,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784779118944
  • NDC分類 302.53
  • Cコード C0098

内容説明

暴力はいかに発動されるのか…!アメリカ社会における圧倒的現実=暴力をキーワードに、その現在・過去・未来をよみとく。

目次

第1部 暴力の政治的パフォーマンス(「ベニト・セレノ」におけるリーダーの脆弱性―バボが振りかざす二本目の短刀;アメリカ独立革命と暴力の幽霊―ナサニエル・ホーソン「総督邸に伝わる物語」をめぐって)
第2部 セクシャリティは暴力といかなる共犯関係になりうるのか(イヴの娘たちの不合意書―ジョイス・キャロル・オーツ『レイプ―ある愛の物語』における性暴力と主体の行方;カタストロフィあるいは「歴史」なき暴力/性―『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない』と冷戦期アメリカ;暴力は統御可能である―『略奪された七人の花嫁』おける冷戦的思考)
第3部 人種のもたらす暴力性(十九世紀中葉における「抵抗する奴隷」の表象―フレデリック・ダグラスとハリエット・ビーチャー・ストウの間テキスト的対話;黒い恐怖・白い暴力―トマス・ディクソンの『豹の斑点』における暴力と白人性の構築)
第4部 核の想像力と国際戦略(ヒロシマから見たイラク戦争―否認され続けるDU(劣化ウラン)ヒバクシャたち
惑星思考のブラックユーモア―九・一一以後のアメリカ文学の思想史
嘘と歴史―暴力のポリティックス)

著者等紹介

権田建二[ゴンダケンジ]
アメリカ文学・文化。成蹊大学文学部准教授。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学)

下河辺美知子[シモコウベミチコ]
アメリカ文学・文化、精神分析批評。成蹊大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。