目次
1 生い立ち、京都での四年余(生家は伊勢の酒屋;渡部徹の証言;原作治の体験と「銃口」;京大学生治安維持法違反事件の予審決定)
2 軍隊にて書いた日誌(一九四三年一月~十一月)(一兵卒として;雪と風の中でつづく演習;小樽の街は今日も曇っている;イタリーはどうなるのだろう;米英とソ連;遂に海を渡る日が)
3 インパール作戦―永田の死(洋介あての手紙;インパール作戦;「不戦のちかい」こそ―永田せい)
4 弟・洋介の想い、姪・三抄の詩(やさしい人だった和生兄;伯父の後を追って;詩「わだつみのこえ」(三抄))
著者等紹介
児玉健次[コダマケンジ]
1933年、広島県生まれ。北海道北見柏陽高校教諭、北海道高等学校教職員組合書記長、日本共産党中央委員、北海道委員会副委員長、衆議院議員(4期)。現在、平和・民主・革新の日本をめざす北海道の会(北海道革新懇)代表委員、日本共産党中央委員会名誉役員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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