出版社内容情報
■主な企画内容■長く作られ続けている現行のR35型GT-Rもようやく次世代R36型の声が聞こえ始めています。際立つのは第2世代GT-R(R32、R33、R34)の圧倒的なカリスマぶりと高人気&高評価です。伝説の端緒となったR32がその最高峰であることは不変ながら、近年、とかく低評価で「失敗作」と言われ続けてきたR33型を見直す動きが加速しています。大きく重くなりすぎたと当時批判されてきたボディ設計はR35型に共通する部分があり、レーシングカーの素性という面でも非常に高いものがあります。今号は「日陰者」だったR33を主役に据え、あらためてその再評価を誌面で下します。JGTCやN耐で何度も戴冠しただけでなくル・マンにも挑戦するなど、R32以上の発展性もあったマシンでした。少なくないファンやオーナーの溜飲を下げる一冊とします。