内容説明
悲しみは一生消えない、それでも肉親の死に寄り添いながら共に生きて行く…。震災によるトラウマを、個人の主体的な「生き方」の物語として捉え直す。東日本大震災、阪神・淡路大震災、熊本地震、能登半島地震。学生たちのフィールドワーク。
目次
第1部 東日本大震災(美的悲哀の苦しみ 東日本大震災の桜と星空;トラウマの中で共に生きる 大川小学校の悲劇と愛娘;出来事の前としてのトラウマ 津波の去った後で安心して悲しむ;招き入れた/巻き込まれたトラウマ 原発事故の自主避難をめぐって)
第2部 阪神・淡路大震災(トラウマのナラティブ(物語)化 阪神・淡路大震災の消防士の矜持を支えた一枚の絵
花を咲かせる運動と集合的記憶 仁川地すべりの記憶をつなげるもの
運命を引き寄せる 長田ケミカルシューズと在日コリアン)
第3部 熊本地震と能登半島地震(ブリコラージュ的トラウマの逓減法 熊本地震で息子と共に生きる;祝祭と悪夢 元旦の地震と能登の再生をかけて)



