大学生・社会人のためのイスラーム講座

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大学生・社会人のためのイスラーム講座

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  • サイズ A5判/ページ数 276p
  • 商品コード 9784779513312
  • NDC分類 302.26
  • Cコード C1014

出版社内容情報

イスラームの歴史・文化・社会から,ハラール認証・イスラーム金融・日本のコミュニティ等まで,総合的に学ぶ最新の標準テキスト

第1章 イスラームの学び方 ――今日の世界を歩く
 1 はじめに  
 2 イスラームの形成と拡大  
 3 六信五行  
 4 本書におけるイスラームの捉え方  
 5 本書の構成  

コラム1 博物館で学ぶ世界各地のイスラーム文化  

第2章 日本とイスラーム ――モスクから見る日本のムスリム・コミュニティ
 1 はじめに  
 2 ムスリムの人口  
 3 モスクの活動  
 4 ムスリム・コミュニティの課題  
 5 おわりに ――広がる社会空間――

コラム2 石油危機とパレスチナ問題がつなぐ中東・イスラーム  

第3章 イスラーム復興 ――西洋モデルに依存しないイスラーム的近代の試み

 1 はじめに  
 2 イスラーム的近代の模索に至る歴史的背景  
 3 アラブ社会主義の終焉とイスラーム覚醒  
 4 信仰の客体化とイスラームに関する知識  
 5 マスメディアにおけるエジプトの自画像とイスラーム  
 6 おわりに  

コラム3 他宗教との共存  

第4章 ムスリムにとってのイスラーム史
 1 「歴史」と「現在」  
 2 「カリフ論」と「カリフ制」という体験  
 3 「現在」のための「過去のカリフ」 ――マーワルディーのカリフ論――
 4 オスマン朝末期のカリフとヨーロッパの進出  
 5 「過去の持つ力」の普遍性  
 6 初期イスラーム史の表象と宗派問題  

コラム4 中東のイスラーム  

第5章 聖典クルアーン ――声に出されて誦まれるもの

 1 はじめに  
 2 聖典クルアーンとは何か  
 3 クルアーンを読み込む  
 4 現代のクルアーンへ  
【付録】暮らしの中のクルアーン


コラム5 アラビア文字の聖性:チャム・バニとピニ文字 
 

第6章 法学・神学
 1 はじめに  
 2 神学の仕組み  
 3 法学の仕組み  
 4 現代の法学と神学 
 
コラム6 南アジアのイスラーム:人々をつなぐ場としての廟  

第7章 スーフィズム・タリーカ・聖者信仰 ――イスラームの内面的理解を深める思想と実践
 1 はじめに  
 2 スーフィズムの発生と発展  
 3 スーフィー教団(タリーカ) 
 4 スーフィーたちの修行法  
 5 聖者信仰  
 6 スーフィズム・タリーカ・聖者信仰複合現象の多様性  
 7 近現代におけるスーフィズム  
 8 スーフィズム・タリーカ・聖者信仰が今日においてもたらす意味  

コラム7 中央アジアのイスラーム:ザンギオタと「レーニンおじいさん」  

第8章 イスラームと芸術 ――「音楽」という視点から
 1 はじめに  
 2 スーフィーの精神修行とトルコ古典音楽の形成  
 3 儀礼と芸能(舞踊)  
 4 受け継がれる伝統 ――民謡文化とオルタナティヴ音楽――
 5 ターキッシュ・ポップ  
 6 ムスリム社会に現われた新たなポピュラー音楽  
 7 おわりに  

コラム8 イスラームの視覚芸術:ムハンマドの肖像を描くこと  

第9章 イスラーム金融
 1 急成長するイスラーム金融  
 2 イスラーム金融を支える経済思想  
 3 イスラーム金融の仕組み  
 4 イスラーム金融の新たな挑戦  

コラム9 イスラーム法と近代法  

第10章 ハラールな飲食品とハラール認証
 1 はじめに  
 2 食をめぐるハラールとハラーム  
 3 グローバル化と食のハラール性  
 4 インドネシアに見るハラール認証の発展と諸問題  
 5 ハラール・ビジネス・ブームと国際化時代の認証  
 6 おわりに ――ムスリム消費者の実践と相互理解に向けて――  

コラム10 東南アジアのイスラーム  

第11章 知と権力 ――イスラームの専門家とは誰なのか?

 1 はじめに  
 2 伝統的な知と権力  
 3 現代のイスラーム教育  
 4 知識を管理する  
 5 「イスラーム知識人」の登場  
 6 おわりに ――イスラームをめぐる知の専門家集団の未来――

コラム11 サブサハラ・アフリカのイスラーム  

第12章 ジェンダーから考えるイスラーム ――女性にとっての「良い・悪い」の議論を超えて
 1 はじめに  
 2 イスラームのジェンダー的課題とは何か  
 3 イスラーム的女性抑圧の根拠? ――女性の教育、就労、婚姻――
 4 ムスリマの日常生活に見るジェンダー  
 5 三者三様の学校教育,就労,結婚との関わり方  
 6 おわりに  

コラム12 北アフリカ(マグリブ)のイスラーム  

第13章 イスラーム主義
 1 はじめに  
 2 分水嶺としての1979年  
 3 イスラーム国家とは何か  
 4 武装闘争の広がり  
 5 中道派・穏健派の闘争 ――ポスト世俗化時代のイスラーム主義へ――

コラム13 宗派対立  

第14章 世俗主義とイスラーム
 1 はじめに  
 2 世俗主義とは何か  
 3 世俗主義の両義性  
 4 イスラーム復興と国民国家  
 5 スカーフは宗教的シンボルか?  
 6 イスラームは反世俗主義なのか?  

コラム14 中国のイスラーム  

第15章 多文化主義とイスラーム
 1 はじめに  
 2 多文化主義は宗教をどう扱ってきたか  
 3 誰が/何を「宗教上の理由」とみなすのか ――アメリカの事例から――
 4 「主観的宗教概念」という方法 ――カナダ・ケベックの事例から――
 5 おわりに  

あとがき  
人名・アーティスト名索引  
事項索引  

小杉 泰[コスギ ヤスシ]
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黒田 賢治[クロダ ケンジ]
編集

二ツ山 達朗[フタツヤマ タツロウ]
編集

内容説明

いまイスラームを知らずに教養人は名乗れない。全15章+コラムで、その歴史、信仰、文化、政治、ミュージック、ハラール認証、イスラーム金融、日本におけるコミュニティ等々、総合的に学べる最新のテキスト。

目次

イスラームの学び方―今日の世界を歩く
日本とイスラーム―モスクから見る日本のムスリム・コミュニティ
イスラーム復興―西洋モデルに依存しないイスラーム的近代の試み
ムスリムにとってのイスラーム史
聖典クルアーン―声に出されて誦まれるもの
法学・神学
スーフィズム・タリーカ・聖者信仰―イスラームの内面的理解を深める思想と実践
イスラームと芸術―「音楽」という視点から
イスラーム金融
ハラールな飲食品とハラール認証
知と権力―イスラームの専門家とは誰なのか?
ジェンダーから考えるイスラーム―女性にとっての「良い・悪い」の議論を超えて
イスラーム主義
世俗主義とイスラーム
多文化主義とイスラーム

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

林克也

2
よくできた入門書で、イスラーム全般を俯瞰的に掴むのにはいい本だと思います。ただし、これだけで解った気になってはいけない。さらにいろいろと学んでいくことが必要。今回、まずは、イスラームは“宗教”ではなくて行動規範だということと理解した。2019/03/04

Go Extreme

1
確かなイスラーム クルアーンとハディースによる正当化 ムスリムの多様な帰依の仕方 イスラームは現在進行形の問題 現在と過去の反復的な積み重ね 過去のイスラーム社会への遡り スーフィズム・タリーカ・聖者信仰複合 神に至る道 ウラマーと近代の知と権力 ムスリム個人の志向性の現代的展開 生活上のリスクに対する助け合いのネットワーク ハラールとハラームの曖昧な領域 ハラール食肉処理をめぐる議論 コーランか剣か すべてのムスリムの相互承認 文明の衝突という単純な図式化 世俗主義とイスラームの関係 多文化主義の課題2025/04/15

ヨシツネ

1
現代では法学者はホームページで一般信徒の質問にも答えないといけない上に属人性だから色々参照しないといけない代わりに法学者業界が一定の産業となる 宗教的主観アプローチは徹底した個別アプローチという裁判に必要な手法 念能力が証拠採用が可能になったというシーン思い出したわ2021/01/13

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