職業間距離の計量社会学―人々の意識からみる職業の多次元構造

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  • サイズ A5判/ページ数 162p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784779513183
  • NDC分類 366.29
  • Cコード C3036

出版社内容情報

人々は職業をどのように識別し、分類するのか。社会調査に基づき、職業・集団間の距離関係を多次元空間に位置づけ構造と現象を分析。

まえがき

序章 距離の視点でみる職業の分離
 1. はじめに 
 2. 職業の評定―評定構造と評定行為― 
 3. 本研究の視座 

1章 職業間類似性の評定モデル
 1. 類似性評定の目的と特質 
  1.1 グループ分類に基づく職業特性の分解
  1.2  類似性の評定方法 
  1.3 職業の認知体系の析出
 2. 調査の設計
  2.1 調査対象と方法
  2.2 評定職の選定 
 3. グループ分類による評定
  3.1 分類の手順 
  3.2 分類データの概要 
 4. 職業ペアの類似度と威信差
 【補論】類似度の計測 

2章 職業間類似性の多次元構造
 1. MDS による次元分解  
 2. 次元軸の解釈 
 3. 回答者属性による異同
 4. 議 論

3章 職業選好にみる価値志向
 1. 職業アスピレーション 
  1.1 社会レベル/個人レベルの価値序列
  1.2 青年期の職業アスピレーションの変容 
 2. キャリア期の職業選好
  2.1 選好の評定 
  2.2 選好データの概要 
  2.3 価値志向の個人差 
 3. 価値志向を規定する要因
  3.1 分析枠組み 
  3.2 現職の効果 
  3.3 学歴の効果 
  3.4 父職の効果 
 4. 議 論

4章 職業への主観的距離の評定モデル
 1. 主観的距離の特質 
  1.1 職業の社会的距離 
  1.2 評定モデルの比較 
 2. 調査の設計 
  2.1 調査対象と実査の概要 
  2.2 評定職の選定 
 3. 主観的距離の評定データ
  3.1 評定の方法 
  3.2 主観的距離データの概要
 【補論】客観的社会的距離の研究

5章 職業への主観的距離における集団分離
 1. 職業威信による主観的距離の差異 
 2. Reduced K-means(RKM)法によるクラスター分析
 3. クラスター分離の多次元空間
 4. 次元空間におけるクラスター中心 
 5. 議 論 

6章 主観的距離の要因(1) 地位に関わる親近性 95
 1. 現職特性の効果
  1.1 職業威信
  1.2 従業上の地位
  1.3 組織規模
 2. ネットワークメンバー職業の効果 
 3. 個人属性の効果
  3.1 性 別 
  3.2 年 齢 
  3.3 学 歴 
 4. 議 論 
 【補論】階層帰属意識との関連 

7章 主観的距離の要因(2) 性別分離に関わる親近性
 1. 男性職/女性職への親近性
  1.1 性別職域分離 
  1.2 性別と現職性比の効果
  1.3 仕事特性の効果 
 2. 男性職親近クラスターの内部分化
 3. 女性職親近クラスターの内部分化
 4. 議 論 

8章 まとめと展望
 1. 知見のまとめ 
  1.1 地位による分離 
  1.2 性別による分離 
  1.3 組織/技能特性による分離
  1.4 自律性による分離 
 2. 既存研究における職業分離との対応 
  2.1 階層・階級的分離
  2.2 性別職域分離
 3. 研究の展望 
  3.1 職業間距離の諸側面 
  3.2 職業の分離がもたらす影響 

参考文献 
あとがき 
索  引 

林 拓也[ハヤシ タクヤ]
著・文・その他

目次

序章 距離の視点でみる職業の分離
1章 職業間類似性の評定モデル
2章 職業間類似性の多次元構造
3章 職業選好にみる価値志向
4章 職業への主観的距離の評定モデル
5章 職業への主観的距離における集団分離
6章 主観的距離の要因(1)地位に関わる親近性
7章 主観的距離の要因(2)性別分離に関わる親近性
8章 まとめと展望

著者等紹介

林拓也[ハヤシタクヤ]
修士・社会学。奈良女子大学教授。1999年東京都立大学社会科学研究科社会学専攻単位取得満期退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。