内容説明
人々の利害が対立し、集団への依存が高まる社会において、紛争を解決する秩序はいかにしてもたらされるのか。制度学派の創始者の主著、待望の完訳(全3冊)。
目次
第1章 本書の視点
第2章 方法
第3章 ケネー
第4章 ヒュームとパース
第5章 アダム・スミス
第6章 ベンサム対ブラックストン
第7章 マルサス
著者等紹介
コモンズ,ジョン・ロジャーズ[コモンズ,ジョンロジャーズ] [Commons,John Rogers]
1862‐1945。経済学における制度学派の創始者の一人。アメリカの労働史研究で多くの業績を残し、ウィスコンシン州でアメリカ最初の失業保険の法制化に貢献した。オハイオ州の自営業主の子として生まれ、オバーリン大学を卒業したあと、ジョンズ・ホプキンス大学大学院に進み、イーリー(Richard T.Ely)のもとで政治経済学を学んだ。博士号は取得できず、教員としてウェズリアン大学、オバーリン大学、インディアナ大学、シラキューズ大学といった諸大学を転々とした
中原隆幸[ナカハラタカユキ]
1963年生まれ。名古屋市立大学大学院経済学研究科博士課程後期課程修了。博士(経済学)。同大学助手、四天王寺大学人文社会学部准教授を経て、阪南大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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