文春文庫<br> 強父論

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文春文庫
強父論

  • 阿川 佐和子【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 281p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167911966
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0195

出版社内容情報

九十四歳で大往生、破天荒な父がアガワを泣かした三十四の言葉。故人を讃えない前代未聞の追悼に爆笑するうちなぜか胸が熱くなる。

阿川 佐和子[アガワ サワコ]
著・文・その他

内容説明

「俺が死んでも讃える追悼記など書くな」という父・弘之の遺言に「お父ちゃんがいかに無茶苦茶な人であったか。周囲がどれほどひどい目に遭わされたか。思い出すかぎり、精魂込めて書いてみる」と綴る前代未聞の追悼記!あまりの暴言に震え、時折のユーモアに笑い、いつしか父と娘の不思議な情愛にホロリ。破天荒な父がアガワを泣かした34の言葉。

目次

第1章 立派な老衰(一に妻子を養うため、二にいささかの虚栄心のため;老人ホームに入れたら、自殺してやる! ほか)
第2章 父とわたし(結論から言え、結論から;なんという贅沢なヤツだ! ほか)
第3章 父と母(この草履を切り刻んでやる;これでもウチはまともなほうだ ほか)
第4章 最期の言葉(お前の名前はお墓から取った;三味線にしちまうぞ! ほか)

著者等紹介

阿川佐和子[アガワサワコ]
作家・エッセイスト。1953(昭和28)年、東京都生まれ。99年、檀ふみ氏との往復エッセイ「ああ言えばこう食う」(集英社)により第15回講談社エッセイ賞を、2000年、「ウメ子」(小学館)により第15回坪田譲治文学賞を、08年、「婚約のあとで」(新潮社)により第15回島清恋愛文学賞を受賞。13年、「週刊文春」の対談ページ「阿川佐和子のこの人に会いたい」は連載1000回を突破。これにより14年、第62回菊池寛賞を受賞。165万部を突破した「聞く力 心をひらく35のヒント」(文春新書)は、2012年・2013年の年間ベストセラー新書ノンフィクション部門2年連続第1位に輝く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

72
おそらく、御父上はご家族に甘えていらっしゃったのでしょうね。その程度がちょっと……とは思いましたが。佐和子さんもそのあたりは感じ取っていらっしゃったのでしょう。でなければ私だったらグレますよ……。ご自身ももちろんですが、素晴らしい才能を遺してくださって感謝いたします。2018/12/05

松下左京

48
一言で言おう……下手なギャグ漫画よりよっぽど笑えて、阿川弘之なりの、「本気」の愛情がひしひしと伝わってくる本だった。一言ではないよな(笑)2019/03/26

あや

13
単行本でも読みましたが、文庫版あとがきと解説の倉本聰さんの文章読みたさに文庫も買いました。読んで大笑い。それだけを読むためにお金を出す価値があると思うくらい阿川佐和子さんのファンです。私はファザコンなのでどんなに怖いお父様でも尊敬してしまう。そもそもこの本は死後良いエピソードなど書いてはならぬというお父様の遺言により悪いエピソード列挙本になっているのでお父様の良い面は想像で読者は補って読むべき本である。阿川佐和子さんのお幸せなご結婚生活をお祈り申し上げる次第であります。2020/03/07

駄目男

12
これは典型的な亭主関白の話だ。良くも悪くも今や絶滅危惧種。現在なら三行半を叩き付けられそうだ。ただ、私には解らないことがある。こういう父親の元で育つのは幸か不幸か。如何にも真面目そうな佐和子氏を見ていると、「女はバカだ」という阿川氏の概念は的外れではなかったか。泣いてばかりいた佐和子氏は、今や立派な文筆家。然し、阿川氏の師匠、志賀直哉なこんなことを言っている。奥さんから、「うちの娘も年頃ですから、誰かいい人がいたら紹介して下さい」と言われると、奥から志賀さんが出て来て「君みたいな人じゃない方がいい」。 2020/03/24

ゆう

10
読めば読むほど自分の父に似ていて、他人とは思えなかった。 愛情が無い訳じゃなく不器用で、家族に甘えているからつい思った事がそのまま出てしまう。 内弁慶なのだろう。 人間みんな平等に年を取る。 横暴で頑固だった父もやがて衰え、寿命を迎える。その時はわからなかった事が、徐々にわかるようになるのは、亡くなって何年も経ってからかもしれない。2023/04/23

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