食の共同体―動員から連帯へ

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食の共同体―動員から連帯へ

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  • サイズ B6判/ページ数 244,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784779502583
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C3036

内容説明

人間は、食べることを通じてつながっていけないだろうか。人間のもっとも基本的な営みである、食べることとそれを共有することを基盤にして…。近代日本やナチによる食を通じた動員、有機農業運動の夢と挫折、食育基本法による「食育運動」の展開の分析を通じて、「食の連帯」の可能性を探る。

目次

序章 食の共同体
第1章 悲しみの米食共同体
第2章 台所のナチズム―場に埋め込まれる主婦たち
第3章 喪失の歴史としての有機農業―「逡巡の可能性」を考える
第4章 安全安心社会における食育の布置
終章 「胃袋の連帯」を目指して

著者等紹介

池上甲一[イケガミコウイチ]
1952年長野県伊那市生まれ。1980年3月京都大学大学院農学研究科博士課程修了。京都大学農学部助手、同講師、近畿大学農学部助教授を経て1999年より同教授

岩崎正弥[イワサキマサヤ]
1961年静岡県清水市(現静岡市)生まれ。1989年3月京都大学大学院農学研究科博士課程修了。愛知大学経済学部専任講師、助教授を経て、2007年4月より同教授

原山浩介[ハラヤマコウスケ]
1972年長野市生まれ。2004年3月、京都大学大学院農学研究科博士課程修了。2005年11月より、国立歴史民俗博物館助手(2007年4月より助教)

藤原辰史[フジハラタツシ]
1976年旭川市生まれ、島根県で育つ。2002年11月、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程中途退学。京都大学人文科学研究所助手(2007年4月より助教)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小鈴

19
1章。米は麦(西洋)に対抗し、アジアの連帯に結びつく文化でありながら、アジアの中でも銀シャリと外米のランク付け。アジアを見ると日本米の優位性として語られ、日本米イデオロギーが形成。その日本米は関東圏は稗、粟文化の東北から、関西圏は朝鮮半島から輸入しなければ維持できず、都市/地方、植民地の格差が見えてくる。日本米は田植え、稲刈り、大和魂と結びつくが、その中心にいる昭和天皇の朝食はパンとハムエッグがメインなのだ(笑)。戦後、飽食した日本は米の消費量が減り、コメ=日本文化論は力を失うのであった。 2019/02/06

kua4

1
第4章 食育

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