内容説明
学校は、なぜ荒れるのか。問題行動を変化・発達する現象として捉える新しい視点から、「不公平感の再生産としての荒れ」が生まれるメカニズムを明らかにする。
目次
問題行動の現状と課題
心理学における問題行動研究の概観と整理
第1部 個人の問題行動の継続過程(問題行動の継続過程の分析)
第2部 個人の問題行動から集団の荒れへの展開(学校の荒れと生徒文化の関係についての予備研究;反学校的な生徒文化の測定技法の開発;学校・学級の荒れと生徒文化の関係についての研究)
第3部 集団の荒れの継続過程(反学校的な生徒文化の形成に及ぼす教師の影響;学校・学級の荒れと生徒指導の関係;問題行動と学校・学級の荒れについてのモデル)
実践への示唆と本研究の結論
著者等紹介
加藤弘通[カトウヒロミチ]
1973年生まれ。2004年中央大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得後退学。常葉学園短期大学保育科専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。