内容説明
中世の地中海都市に端を発した一つの経済システムは、20世紀末、ついに国家の論理を超え、市場と資源をめぐる競争を地球全体に押し広げていった―グローバル化の歴史と未来、理論と諸問題を包括的に解説する仏ベストセラー・テキストの完訳。
目次
序 国際経済と世界経済
第1部 国際経済空間の形成
第2部 私的統合の論理
第3部 統合と排除
第4部 対決と協力
結論 競争と組織化
著者等紹介
アダ,ジャック[アダ,ジャック][Adda,Jacques]
1959年チュニスに生まれる。61年よりフランスに移住。パリ政治学院修了。パリ第1大学で博士号取得。パリ第9大学、フランス景気変動研究所(OFCE)等での勤務を経て、イスラエルのバル・イラン大学助教授(国際政治経済学)
清水耕一[シミズコウイチ]
1950年生まれ。立命館大学経済学部卒業。同志社大学大学院経済学研究科修士課程修了。パリ第9大学で博士号取得。岡山大学経済学部教授
坂口明義[サカグチアキヨシ]
1959年生まれ。横浜国立大学経済学部卒業。一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位修得。専修大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 国際金融危機の経済学