• ポイントキャンペーン

大腸癌治療におけるセツキシマブ(アービタックス)のすべて―国立がんセンター東病院の実臨床

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A4判/ページ数 101p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784779203701
  • NDC分類 493.46
  • Cコード C3047

出版社内容情報

本書ではセツキシマブに関する現在までの知見をまとめ、さらに、セツキシマブをいち早く導入し、多数の経験を重ねている国立がんセンター東病院での実臨床を詳しく紹介しています。

内容説明

国立がんセンター東病院では、多職種チーム(医師、看護師、薬剤師)からなる「チームアービタックス」を編成し、院内でのセツキシマブ適正使用に当たっている。3つの院内プログラムヲ導入、院内外の活動を通じ、わが国の患者様に世界標準治療を提供できる体制整備を行うとともに、その適正使用の普及を目的として本書を発刊した。

目次

第1章 セツキシマブの基礎データ(上皮細胞増殖因子受容体(EGFR)の構造と機能
EGFRをターゲットとした癌治療
セツキシマブの開発経緯
セツキシマブの特性
セツキシマブの作用機序
セツキシマブの薬物動態)
第2章 セツキシマブの臨床成績(1st lineにおける有効性;2nd line、3rd lineにおける有効性)
第3章 国立がんセンター東病院における実臨床―副作用対策を中心に(セツキシマブ投与のための院内整備;患者様への対応;副作用対策)
第4章 EGFR検査の留意点
第5章 大腸癌治療のPersonalized Therapy(個別化治療)に向けて―KRAS遺伝子変異がセツキシマブの効果を予測する(セツキシマブとKRAS;KRAS変異の有無による臨床試験の解析;KRAS遺伝子検査の実際;KRASの続くバイオマーカー)
資料

著者等紹介

吉野孝之[ヨシノタカユキ]
1995年防衛医科大学校卒業、防衛医科大学校病院で研修。1997年国立がんセンター中央病院病理部。1999年国立がんセンター東病院消化器内科。2002年静岡県立静岡がんセンター消化器内科。2005年米国メイヨークリニック、バンダービルト大学、ダナハーバーがん研究所に留学。2007年より国立がんセンター東病院消化器内科

山崎直也[ヤマザキナオヤ]
国立がんセンター中央病院皮膚科(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。