ドン・キホーテのスペイン社会史―黄金時代の生活と文化

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ドン・キホーテのスペイン社会史―黄金時代の生活と文化

  • 岩根 圀和【著】
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • 彩流社(2020/11発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 244p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784779127205
  • NDC分類 963
  • Cコード C0022

出版社内容情報

謎に包まれた偽作も生まれた世界的ベストセラーの背景!



本書は『ドン・キホーテ』誕生の歴史的背景とエピソード、

十六・十七世紀当時のスペインのひとびとが何を考え、何を食べ、

どのような暮らしていたのかを綴る。図版多数!

内容説明

謎に包まれた偽作も生まれた世界的ベストセラーの背景!本書は『ドン・キホーテ』誕生の歴史的背景とエピソード、当時(十六・十七世紀)のスペインの人びとが何を考え、何を食べ、どのような暮らしをしていたのかを綴る。図版多数!

目次

1 『ドン・キホーテ』を巡る考察(ドン・キホーテを狂わせた書物;もうひとつの『ドン・キホーテ』;『ヘロニモ・デ・パサモンテの生涯と苦難』とレパント海戦;郷士ドン・キホーテの家系調査)
2 ドン・キホーテ時代の生活と技術(ドン・キホーテの経済状態;ドン・キホーテ時代の献立;四大河川の水利用;風車と水車;ドン・キホーテの衣服)

著者等紹介

岩根圀和[イワネクニカズ]
1945年、兵庫県生まれ。神戸市外国語大学修士課程修了。神奈川大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

81
ドンキホーテでわずか1頁足らずの風車の冒険になぜこれ程注目されるのか、セルバンテスも首を傾げているであろう。前編が1605年、後編がその10年後に発刊されたが、その前年にアベリャネーダの贋作ドンキホーテが出され、その作品を引き合いに出しつつ、スペインでのフェリペ二世が統治し無敵艦隊でイギリスと戦っていた黄金時代の生活習慣を資料から読み解く。食生活では羊の煮込みが牛肉より高価であった。庶民の収入は乏しく3/4は食費、1/4は衣類に消えた。黒っぽい長上着と胴衣と襟飾り。カカオが普及するのはこの少し後の時代。2021/03/21

Go Extreme

2
ドン・キホーテを狂わせた書物:アマディスデガウラとエスプレンディアンの武勲・カスティーリャからのユダヤ人追放令 もうひとつのドン・キホーテ:アベリャネーダ・ヘロニモデバサモンテ説 テロニモ・デ・バサモンテの生涯と苦難 郷土ドン・キホーテの家系調査 ドン・キホーテの経済状態:書斎・貧乏郷土・召使の生活 ドン・キホーテ時代の献立:宮廷風腐れ鍋・砂糖漬け果実と火酒・チョコレート/ココアとタバコ 4大河川の水利用:リスボン→トレドの水路・飲料水確保の苦労・トレドの水問題 風車と冒険 ドン・キホーテの衣服2021/01/25

okimine_yuiki

1
言われてみれば水車は結構出てきたなと思った。ただ風車が巨人なのは狂気だけど立派な水車小屋は私でも城塞に見えそうで怖い。ファネロの水揚げ装置は何が何だが解らず「Juanelo Turriano Toledo」で検索して3Dアニメを3回くらいみた。全体的にかゆいところに手が届く内容で、ドン・キホーテ好きにお勧め。「ああ、あれ、そうだったのか!」となると思う。贋作が異様に手が込んでいるのも不思議だったけど、セルバンテスに怨みを抱いても仕方が無い+本が出版できる人物がいたのには驚いた。いや贋作者の正体不明だけど。2022/08/14

正坊

1
ずっと前にドン・キホーテの前後編を全部読んだことがあり、図書館でこの本を見つけ興味をひかれて借りたもの。著者が大学の先生で書名からして小難しそうな本かと思ったが、けっこう読みやすい。ドン・キホーテの時代のスペイン社会や食事・服装などのほか、例の風車や水車にも触れている。セルバンテスが後編を出す前に、アベリャネーダという正体不明の人物がドン・キホーテの贋作を出していて、セルバンテスは相当怒ったらしく、この件にも前の方でかなりのページを割いており、なかなか面白かった。2021/01/10

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