出版社内容情報
ベトナム系アメリカ文化が注目を集めています!
世界で注目を集めるベトナム系文化を歴史とともに案内!
2015年、森美術館で個展が開催された ディン・Q・レ、
16年度のピューリッツァー賞作家 ヴィエト・タン・ウェン、
18年ニュー・アカデミー文学賞の最終候補 キム・チュイ等。
本書では、リトルサイゴンを拠点に展開する
現代のベトナム系文化・文学を取り上げ、そこに描かれる
難民の「過去」と「現在」を、「小説」「映像芸術」
「グラフィックノベル」の視点から論じます。
「リトルサイゴン」とは……カリフォルニアをはじめ、
全米各地に展開するべトナム系アメリカ人コミュニティのこと。
少なくとも全米で20州、30以上の地域で形成されている。
内容説明
リトルサイゴンを拠点に展開する現代のベトナム系文化・文学を取り上げ、そこに描かれる難民の「過去」と「現在」を、「小説」「映像芸術」「グラフィックノベル」の視点から論じる。
目次
まえがき ベトナム系の「物語り」―難民の歴史と記憶
序 「リトルサイゴン」―難民社会から生まれる新たな文化
第1部 小説
第2部 映像芸術
第3部 グラフィックノベル
あとがき アジア系アメリカ運動とベトナム系難民
著者等紹介
麻生享志[アソウタカシ]
早稲田大学教授。ニューヨーク州立大学バッファロー校博士課程修了(比較文学)、現代アメリカ文化・文学研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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