出版社内容情報
眼に見える歴史と忘れられた歴史!
ハンガリーの首都ブダペシュトを構成する
主要な地区を取りあげ、そこに積み重ねられた
歴史の古層と特殊性を掘り起こし、
時の流れとともに複雑な“混淆”を経た果ての
現代を逆照射する。
ブダペシュト都市案内から展開される、
新たな歴史の読み方、方法の試み。
図版41点収録!
はじめに
第一章 「二項対立」の丘
――1 区 王城丘区
第二章 「政治」と「民衆」の広場
――5区 リポート街区
第三章 ブダペシュトの中の「南」
――1区 王城の丘とゲレールトの丘の間 タバーン
第四章 ドナウは全体である、ドナウは形式である
――ドナウ川とその河岸
第五章 「ユダペシュト」と呼ばれた街
――7区 エルジェーベト街区
第六章 「難民」ステーション
――8区 東駅・ヨージェフ街区
第七章 「赤きリンゴの国」の首都
――2区 バラの丘と水の街
参考文献
おわりに
戸谷 浩[トヤ ヒロシ]
とや ひろし
明治学院大学国際学部教授。
専攻:ハンガリー近世史
著訳書等に、
『ハプスブルク軍政国境の社会史――自由農民にして兵士』
(カール・カーザー著、越村勲との編訳、学術出版会、2013年)、
『ハプスブルク帝国政治文化史――継承される正統性』所収
「帝国の南辺が作られる――軍政国境地帯の性格の転換と近代」
(論文、篠原琢・中澤達哉編、昭和堂、2012年)、
『西洋史論叢』(早稲田大学西洋史研究会 編、
-特集 世界システムとオスマン帝国-所収記事
「二つのシステムの交わる所の相貌:
近世ハンガリーの社会経済史的な位置」
(論文、早稲田大学西洋史研究会、2011年12月) 、
『国際学研究』(明治学院大学国際学研究会 編、
所収書評記事「 歴史遺産としてのドナウと、
Pars pro toto論--エステルハージ・ペーテル著
(早稲田みか訳)『ハーン=ハーン伯爵夫人の
まなざし--ドナウを下って』(東欧の想像力 3) 」
(書…
内容説明
ハンガリーの首都ブダペシュトを構成する主要な地区を取りあげ、そこに積み重ねられた歴史の古層と特殊性を掘り起こし、時の流れとともに複雑な“混淆”を経た果ての現代を逆照射する。ブダペシュト都市案内から展開される、新たな歴史の読み方と方法の試み。図版45点収録!
目次
第1章 「二項対立」の丘―1区王城丘区
第2章 「政治」と「民衆」の広場―5区リポート街区
第3章 ブダペシュトの中の「南」―1区王城の丘とゲレールトの丘の間タバーン
第4章 ドナウは全体である、ドナウは形式である―ドナウ川とその河岸
第5章 「ユダペシュト」と呼ばれた街―7区エルジェーベト街区
第6章 「難民」ステーション―8区東駅・ヨージェフ街区
第7章 「赤きリンゴの国」の首都―2区バラの丘と水の街
著者等紹介
戸谷浩[トヤヒロシ]
明治学院大学国際学部教員。国際基督教大学大学院比較文化研究科博士課程修了。博士(学術)。専攻:ハンガリー近世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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