内容説明
日本近代文学最大の批評家のひとり、小林秀雄は、現代社会において、いかに読まれるべきか。40年もの間、小林秀雄に内包する「文学の聖なる火」に取り憑かれた著者が、小林秀雄の評論のなかに、「ひきこもり」「監視社会」などを見出した、現代社会におけるアクチュアルな読み方を提示!
目次
第1章 「様々なる意匠」のポテンシャル
第2章 風雲児小林秀雄への大谷崎の逆襲
第3章 ドストエフスキーによる“受胎告知”
第4章 『文學界』の序章
第5章 レオ・シェストフへの固執
第6章 「「罪と罰」について1」より始めて
第7章 一九三四年の間奏曲
第8章 創造批評へ向かって
著者等紹介
佐藤公一[サトウコウイチ]
1954年秋田県生まれ、1977年早稲田大学教育学部卒業、1982年北海道大学大学院文学研究科修士課程修了、1995年秋田大学教育学部非常勤講師、現在、文芸批評家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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