出版社内容情報
『1984年』『動物農場』で舌鋒鋭く共産主義・全体主義の矛盾を語ってきたオーウェルが、書店員の経験を元に、窓辺に飾る鉢植えの「葉蘭」と「貧困」という現代的テーマで書いた、意外に知られていない自伝的作品の新訳!
内容説明
人間にとって“お金”とは何か!貧困から来る孤独感、挫折と屈辱、そして鉢植えの「葉蘭」へ…。不況下のロンドンを舞台にした“現代的な”作品!書店員として働いた体験をもとに書かれた作品が今、新訳で甦る。
著者等紹介
オーウェル,ジョージ[オーウェル,ジョージ][Orwell,George]
1903‐1950。本名・エリック・A・ブレア。1903年インドで生れた。予備小学校で奨学金を得て、パブリック・スクールのイートン校へ進む。その後、英植民地下のビルマへ警官として赴任する。帰国後は贖罪意識と冒険心からパリ・ロンドンで放浪生活を送る。その後極貧の中から教師、書店の店長などを経て文筆生活に入る。そして結婚。書評などを書く傍ら小説家として歩み始める。社会主義思想に共鳴し、スペイン内戦に一民兵として参戦。そして同志の裏切りを題材に『カタロニア讃歌』を書く。1945年に発表した『動物農場』はベストセラーに。『1984年』完成後の1950年喀血し死去
大石健太郎[オオイシケンタロウ]
福岡県柳川市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。英文学者、デジタル・ハリウッド大学教授
田口昌志[タグチマサシ]
東京都生まれ。早稲田大学第二文学部中退。財団法人理事、会社役員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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