出版社内容情報
『記紀』はなぜか瑞穂の国・日本を「葦原中津国」と呼び、「稲原中津国」とは言わない。古代製鉄の原料は水草の根に付く水酸化鉄(湖沼鉄・褐鉄鉱)であり、神武東征の立寄り先は全て「汽水域」の葦原であった。その意味は?
内容説明
『記紀』はこの国を「葦原中津国」と呼び、「稲原中津国」とは呼ばない。それはなぜか!?
目次
第1章 古代製鉄物語(オリエントの鉄;古代製鉄の基本技術;中国の鉄の歴史;鉄と商人 ほか)
第2章 鉄と国家(鍛冶・シャーマン・陶工;神武東征―「水草と水銀を求めて」;考古学;饒速日と物部 ほか)
著者等紹介
浅井壮一郎[アサイソウイチロウ]
1940年旧台湾台北市生まれ。1959年都立両国高校卒。1963年東京大学農学部農芸化学科卒業。農学博士。食品会社勤務(2004年退職)を経て、現在、フィリピン協会監事。NPO法人国際資源活用協会顧問。2005年早稲田大学第二文学部入学。現在在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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