内容説明
「危険」を察知できれば対応はできる。長年にわたって著作権トラブルを見つめてきた第一人者による、表現者、著作権実務者、特に編集者が著作権を適正かつ有効に利用するための、実践的な1冊。
目次
第1章 著作権事件簿(坂本龍馬の写真の切手;印刷用文字書体の裁判;木目化粧紙(に著作権ありや?)事件
昆虫図絵・さし絵事件 ほか)
第2章 著作権知識の基本(簡単な表現と「著作権」―題号、標語、要旨、指示的抄録など;美術の著作物とその周辺;カメラ・アイ(camera‐eye)と著作権)
著者等紹介
豊田きいち[トヨダキイチ]
本名、豊田亀市。出版評論家。元小学館取締役。小学館入社後、学習雑誌編集部長、週刊誌編集部長、女性雑誌編集部長、出版部長を経て、68年編集担当取締役、日本児童教育振興財団専務理事。日本雑誌協会編集委員会・著作権委員会委員長、日本書籍出版協会知財関係委員、文化庁著作権審議会専門委員など歴任。著作権法学会会員、日本ユニ著作権センター代表理事。1989年児童文化功労者(日本児童文芸家協会・第29回)表彰。1999年著作権法百年記念特別功労者文部大臣表彰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紙魚
3
文の癖が強すぎる笑 近代文学じゃないんだから…敷衍だの懇望だの、ダレだのアルイハだの、言葉のチョイスがいちいちひっかかる。著者はいつもこんな言葉遣いで思考しているんだろうか。内容より著者の読書遍歴や他の著作が気になった。2020/12/08
readtuktuk
1
読みにくくて途中で放り出しました。「アルイハ」など途中で唐突にはさまれるカタカナとか、「ホリエモン」という愛称が注釈なしで出てくるなど。もっとすっきり書けばいいのに。2016/02/14
loro
0
著作権の本はいくつか読んだけど、事件のかぶりが少ないのが嬉しい。作る側の思いと、売る側の金をめぐる戦い。大変面白かったです。2013/05/05
尾原道場
0
著作権大事ですね。改めて意識することができました。2011/12/19
鈴と空
0
ニュースで聞いた憶えのある事件から、まるで知らなかった事件まで。「表現者、著作権実務者、特に編集者」ということだけど、広く一般向けに書かれたものじゃないのかな。少々解りづらいという印象。2011/05/12