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内容説明
―一緒に帰ろう、幸成―人ならざるもの『アヤカシ』の姿が見えてしまう藤代幸成は、特殊な力を身に宿すゆえ出口のない絶望の中を彷徨っていた。倦んだ日々に苦しみもがき続けていたある日、幸成のもとを焔と名乗る青年が訪れる。焔は、幸成が幼い頃に離別した祖父、敬三の養子だった。初対面にも拘わらず、自分達は共に暮らすべきだと頑なに主張する焔。幸成は焔の熱情に流されるまま、かつて暮らした故郷の家に戻るが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
19
BL(16年)。あやかしとか呪いとか殺し屋とか、いろいろ盛りだくさんな作品。ばたばたと展開していくので、それぞれの印象が薄いかなー、政治家の界隈とかはもうちょっと怖いほうがメリハリ効いてよかったなー、と思いました。ふたりがしあわせにふたりで暮らせる結末は、とても嬉しいです。家鳴が不気味かわいくてお役立ちで好きです。鴉にもだれか好い人できるといいなあ。2017/06/05
きょん
13
登場人物それぞれが相手を大事に思っているのに、うまくかみ合わないとこんなに悲劇的な展開になっちゃうんだなあ。鴉の自己犠牲のたまものの主役CPの幸せですが、彼をぜひ救済してあげてください。2016/12/07
リリー
11
題名に惹かれて購入。さらさら〜っと読了…。2017/10/13
cikorin06
8
図。猫といえば受け!!!だけど、草食系美男子攻めとやさぐれ受けの話でした。猫と鴉が良かったです。受けは子供の頃がかわいかったのに苦労が身についた感じでイマイチ惹かれなかった。幸成の祖父も葛葉も鴉も不器用すぎで唯一、焔の素直な性格がキュンキュンしました。2017/10/10
へへろ~本舗
8
不器用な人とアヤカシ達の話。呪いとかいろいろあるのに黄昏の凪のような不思議な雰囲気の話。2016/11/25