内容説明
徳川家康とその家臣団とは?石田三成と豊臣官僚集団とは?割れる諸大名、その思惑と結末とは?関ケ原の戦いへと至る経過とは?たった1日で終わったこの戦いの「なぜ?」がわかるようになります。
目次
1 関ケ原の演者たち(ついに天下へ王手!―徳川家康とその家臣団;太閤の恩顧に報いん―石田三成と豊臣官僚集団 ほか)
2 関ケ原の戦いへの道(なぜ激突?関ケ原―日本史年表でわかる武士の気質の変化;なぜ激突?関ケ原―検地で土地と切り離され変質していく武士 ほか)
3 関ケ原の戦い その経過(1590~1615年―年表でわかる関ケ原の戦いとその前後;1598年8月18日―豊臣秀吉が死んだ!動き出す徳川家康 ほか)
BATTLE DATA 関ケ原の戦い合戦データ全70
4 関ケ原の戦闘法(関ケ原の戦闘法―鉄砲と弓、槍がメインウェポン?関ケ原で使われた武器;関ケ原の戦闘法―武士気質の変化が生んだ目立ってナンボの「当世具足」 ほか)
著者等紹介
小和田泰経[オワダヤスツネ]
1972年東京都生まれ。現在、静岡英和学院大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チューリップ
2
関ケ原の戦いの流れが分かりやすく解説している本。読みやすいしどういう過程で関ケ原まで向かっていったのかが理解しやすかった。最後の方の当時の甲冑の話なんかが個人的には興味深かった。2021/09/24
tree
0
秀吉死去から関ヶ原までの流れが各諸侯の動きと供に解説されている。「徳川家康が石田三成を嵌めた」などとざっくり解説されている本もあるが、上杉景勝の立ち位置、毛利家のお家騒動などを理解しないと複雑さが分からないんだなと理解した。関ヶ原ドキュメンタリーの様な内容で面白かった。2019/09/11