出版社内容情報
高橋怜奈［タカハシレナ］
監修
内容説明
わたしの女性器（アソコ）は謎だらけ。正しく知って、自分を愛そう。女性器の色、形、病気やセックス、脱毛から婦人科受診のお悩みまで…
目次
第１章 なんで「アソコ」って呼ぶんだろう？（自分の身体なのに知らないところがある不思議；そこは、個性の宝庫 私たちのヴァルヴァ・ギャラリー ほか）
第２章 気になるアソコのヘア、正解はある？（私は、濃すぎ？薄すぎ？変わりゆくアンダーヘア観；デリケートゾーンの不快感 アンダーヘアが原因かも？ ほか）
第３章 アソコを悩ます生理、本当のことを知ろう！（「生理はつらくないのが普通」えっ、それ本当？；生理「中」よりも生理「前」がつらい人たちへ ほか）
第４章 アソコの病気、恥ずかしがるのはナンセンス！（誰もが他人事ではない性感染症 早く気づいて、早く治そう；知るのが“性感染症”予防の第一歩 ほか）
第５章 セックス、そのときアソコで何が起きている？（誰にでも「はじめて」はある 処女膜についてもっと知ろう！；その全貌に世界が騒然！奥深きクリトリスの世界 ほか）
著者等紹介
〓橋怜奈［タカハシレナ］
女医＋所属。産婦人科専門医、医学博士。東邦大学医療センター大橋病院・産婦人科助教。ベリーダンサー、元プロボクサー。メディア出演をはじめ、Ｔｗｉｔｔｅｒ、ＴｉｋＴｏｋなどＳＮＳでの医療情報の発信や、「産婦人科医ＹｏｕＴｕｂｅｒ高橋怜奈」としてＹｏｕＴｕｂｅ活動も積極的に行っている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪だるま
10
とても勉強になりました。何十年も女性として生きてきて、自分の体のことなのに知らない事が沢山あったことに驚きました。こういう事は教えてくれる人もいないし、聞く事も躊躇われるので何となく過ごしている人が大半だと思います。この本は全ての女性に読んで欲しいです。自分の体を知り、大切にするためにも、性教育の授業等でも是非使って欲しいと思いました。#NetGalleyJP2022/09/28
東雲
8
本書の一番優れた部分は「女性は自らの意思で自分の体を自己決定していい」と繰り返し示してくれることではないだろうか。見ようとしなければ見えないところ、何なら他者に晒すことの方が多い部位の「普通」を知ることなく生きてきた。「普通ではない」と判断するのはいつも他者だ。本書では形に差異はあれどそれは個性であり、機能的に問題がないことを示してくれる。そもそも他者と比較することこそ失礼。性器やアンダーヘアの形に普通などなく、そもそもセックスするかどうか、自分の体のことは自分で決めて良いのだ。 #NetGalleyJP2022/12/11
ワタナベ読書愛
0
2022年刊行。自分の体の一部なのに「見たこともない」「タブー視」という不思議な扱いを受ける女性器について、膨大な数を見て診察をしている女医が親切に取扱い説明をしてくれる本。臓器として、適切に扱う方法や、多くの人から寄せられる質問＆ありがたいお答え、メンテナンスグッズ紹介、参考文献・情報の出どころも明記。女子はもちろんだが、女子でない人も是非とも知っておきたい一冊。内容は至って保健体育的。エロ目的の人には向きません。とはいえ、いろんな個性豊かなアソコ展覧会（イラスト）を見るとドキドキしちゃう。どうして？2023/06/01
