内容説明
ここ10年で、ITの主役はパソコンからスマートフォンへと変化し、インターネットや電子メールは、今や当たり前の存在となった。しかしその陰で、マルウェアやサイバー犯罪といった“敵”もまた、その力を急速に増大させ、その牙は、現実社会に大きな影響を与えるほどの脅威となっている。本書では、ここ10年で起きたサイバー犯罪を「国家間の事件」「国内での事件」「企業への攻撃」など各分野に分けて紹介した。これらを振り返ることで、現在も続いているセキュリティの問題に警鐘を鳴らす。
目次
日本国内でのサイバー攻撃(企業を襲った大規模Web改竄アタック(2008年3月)
ソニー、史上最悪の個人情報漏洩事件(2011年4月) ほか)
国家間のサイバー戦争(エストニアを襲った、初の「対国家サイバーテロ」(2007年4月)
Google、中国から撤退を表明?!(2010年1月) ほか)
セキュリティ崩壊(WEP完全崩壊(2008年10月)
相次いだ「ゼロデイ・アタック」(2010年6月) ほか)
狙われる個人情報(「違法無線LAN」用の機器販売業者を摘発(2010年9月)
被害は数百万人!?スマホ史上最悪のマルウェア(2012年4月) ほか)
サイバー犯罪との戦い(「ウイルス作成罪」での初逮捕(2011年7月)
「動画共有サイト」で著作権侵害による逮捕者(2011年8月) ほか)
著者等紹介
御池鮎樹[ミイケアユキ]
1974年京都生まれ。1997年大阪大学卒業。関西出身のフリーライター。パソコン関係を中心に、音楽・歴史などのジャンルに手を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kenitirokikuti
ふら〜