内容説明
エマとなかまたちがおとずれた「アメリカ植民地体験パーク」は、昔とそっくりの町。ぐうぜん見つけた魔女の子どもの墓でふざけておどっていると、いきなり稲妻が!その後、しだいに町や人がおかしくなりエマたちにも変化が…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
❁Lei❁
23
課外授業で植民地体験パークにやってきたエマ。誤って踏んでしまった墓石には、四人の魔女が眠ると書いてあり……。今回は短編ではなく、ひとつの物語で1冊です。いくつか挿絵もあり、楽しくぞくぞくしながら読み終えました。2022/06/10
つばめ
17
本シリーズでは初の長編でした。 開拓民の街を体験できるというツアーに行ったはずが、いつの間にか本当に開拓時代に飛ばされており、四人の少年少女は魔女だという事で火炙りにされる。 もし、自分が同じ状況になっても、声を尽くし違うと言っても、思い込んだ人々の圧倒的な力の前では為す術もない……。仕掛けた奴らは、本当に本当の魔女だったのだろう。2018/10/25
かもめ通信
15
やまねこ翻訳クラブ創立20周年記念読書会に参加すべく、手にした本。ニック・シャドウの真夜中の図書館シリーズは全15巻。なんでもイギリス発の大人気ホラーシリーズなのだとか。ニック・シャドウを名乗る作者も実は複数の作家集団らしく日本語版も6人の翻訳家が手分けをして訳したという。今回、私のお目当ては金井真弓さんの訳本でこのシリーズでは3巻・10巻・11巻を担当されているようだ。1冊ずつ読み切りなのでどの巻から読んでもいいのはうれしい。 というわけで早速読んでみたのだが…これがなかなかに…コワかった~(><)2017/10/16
くろり - しろくろりちよ
2
真夜中の図書館の館長、ニック・シャドウが集めた選りすぐりのおそろしい物語、10冊目。1冊3話収録だった1~9巻、10巻にして初めて1話収録の中編「逃げられない」。アメリカ植民地体験パークに参加した4人の子どもたちは、誤って古い墓石を踏んでしまう。そして怖がっていないふりをして墓の上でダンスをしたあと、パークの空気は一変する。タイムスリップ、そして自分たちが魔女の子どもとして追われる時代へ…。あっという間に読める一冊。2013/06/23
ろき
2
イラスト最高! 10巻の表紙が一番いいと思う!2010/12/24