ＲＭ ＬＩＢＲＡＲＹ 筑波鉄道〈上〉三度の社名変更を経たローカル私鉄

寺田 裕一【著】

ネコ・パブリッシング（2021/09発売）

• サイズ B5判／ページ数 47p／高さ 26cm
• 商品コード 9784777054794
• NDC分類 686.213
• Cコード C0065

目次

第１章　私が出会う前の筑波鉄道（筑波鉄道；常総筑波鉄道と関東鉄道；筑波鉄道（二代目））
第２章　私が出会った後の筑波鉄道（１９８１（昭和５６）年１２月の訪問
全線廃止
廃線後の筑波鉄道と周辺）
資料

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Tatsuhito Matsuzaki]

自分はギリギリ筑波鉄道現役の当時を見ている世代ですが、この鉄道が純粋な地元の敷設要望からスタートした路線ではなかった事を初めて知りました。 跡地は今では桜並木に平行したサイクリングロードとして、新しい観光資源にリニューアルを遂げています🚴🚃💨

2021/11/05

[えすてい]

1987年3月に廃止された筑波鉄道。関東鉄道の一員として東日本の非電化私鉄のリーダーだったが、関東鉄道が通勤輸送で伸びるのに対し、筑波鉄道は沿線のモータリゼーションの進展により、つくば万博の恩恵もなく廃止された。開業時はナローゲージの蒸気鉄道だったが1067mm改軌後には宇都宮延伸の免許を申請したものの実現ならず失効したそうだ。戦前から気動車を導入し、戦後はディーゼル化、キハ500系という当時最新鋭車両による急行列車や廃止された事業者及び国鉄からの譲渡車が使われた。廃線跡は現在も良好に残っているようだ。

2021/08/24