著者等紹介
エッツ,マリー・ホール[エッツ,マリーホール] [Ets,Marie Hall]
1893年、アメリカ、ウィスコンシン州生まれ。ニューヨークの美術学校を卒業後、シカゴ大学で社会学を学びながら、セツルメント活動に従事。その後、コロンビア大学の大学院で児童心理学を学び、『ペニーさん』(徳間書店)でデビュー。『クリスマスまであと九日』(冨山房)でコルデコット賞を受賞。1984年没
まさきるりこ[マサキルリコ]
間崎ルリ子。1937年、長崎市生まれ。慶應義塾大学図書館学科卒業。ボストンのシモンズ・カレッジ大学院で図書館学修士課程を修了。ニューヨーク公共図書館児童室勤務を経て、1968年から2015年まで神戸市で鴨の子文庫を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヴェネツィア
314
マリー・ホール・エッツ(文も絵も)の絵本。お話は、ねこ、おんどり、ぶた、うさぎ、へび、めうし、がちょう、うま、りす、やぎ、かえる、かめが次々に登場し「ぼく」が、それらの動物の歩き方や動きを真似るというもの。絵も黒の単色版画で、これもいたってシンプル。そうではあるけれど、動物たちの動作はそれぞれの特徴を実に巧みに捉えている。こども園などでの読み聞かせには良さそうだ。お話に感激することはないだろうが、子どもたみんなで動物のリアルな動きを真似る遊びに直結できそうである。ここに登場しないゾウなども可能だ。2023/12/27
yomineko@ヴィタリにゃん
53
読み友様からのご紹介本です📙飼っている動物達の動作の真似をする少年。シンプルな絵が美しい。のどかだなぁ~😊2024/01/13
たーちゃん
24
息子はこの絵本の男の子のように動物の歩き方の真似をしながら聞いていました。2022/06/07
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
17
ぼくは朝から外に出て、いろいろな動物の歩き方をまねる。出会う動物たちに歩き方を教えてもらう。興味のあることを真似たり教えを乞うのは大人になるとなかなかできないこと。自然の豊かさや優しい動物たち、そしてやはり「お父さん」が現実へのキーワードなのが、エッツの絵本だなぁと安心します。 【1966年 コールデコット賞 オナーブック 】(日本で翻訳された絵本)2022/08/16
mntmt
11
ぼくはぼくらしくはしる。2022/04/10