内容説明
ジョー・ディマジオは私生活を頑なに守り続けてきた。彼の望み、怖れ、夢、プライベートの時間を知る者は少ない。ディマジオの最後の16年間、著者はつねに身近にいた。死の瞬間までそばにいて、偉大なプレーヤーの最期の言葉を聞いた。いままで語られなかった、ディマジオと息子との関係、マリリン・モンローやシナトラ、政治家、仲間のプレーヤーたちへの想いが明らかになる。老いゆくアメリカの偶像に少年の日の熱い想いを寄せる男の深い友情、そして偽らざる忠誠の物語である。
目次
第1章 青春時代
第2章 不滅の大記録
第3章 生きている伝説
第4章 父と息子
第5章 家族の絆
第6章 愛しのマリリン
第7章 ジョー・ディマジオ小児病院
第8章 不屈の闘志
第9章 最後の日々
第10章 安らかに眠れ
著者等紹介
エンゲルバーグ,モリス[エンゲルバーグ,モリス][Engelberg,Morris]
ジョー・ディマジオの晩年の16年間、ビジネスのアドバイザー、弁護士、そして腹心の友だった。少年時代のアイドルに献身的につくした。現在、南フロリダで、税と遺言専門の弁護士をしている
シュナイダー,マーヴ[シュナイダー,マーヴ][Schneider,Marv]
43年間にわたってAP通信のスポーツライター、編集者を務めてきた。ジョー・ディマジオを何度か取材し、その80歳の誕生日には記憶に残る記事を寄せた。ヤンキー・クリッパーが1999年に亡くなったときは、各マスコミに向けて速報を発表した。30年ほど前に設立したAPラジオでスポーツ担当のブロードキャスターとしても活躍、新聞に寄稿を続けている。ニューヨークのヨンカーズ生まれ、現在はニュージャージー州フォートリーに住む
井上篤夫[イノウエアツオ]
1947年7月、岐阜県生まれ。早稲田大学文学部中退
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