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VIOLIN REPERTOIRE
ラヴェル ヴァイオリン・ソナタ

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  • サイズ A4判/ページ数 31p/高さ 31cm
  • 商品コード 9784276476554
  • NDC分類 763.42
  • Cコード C1073

出版社内容情報

ラヴェルの傑作ヴァイオリン・ソナタが、プーレ&川島の校訂により登場。「相容れない2つの楽器」(ラヴェル)の動きが際立つ作品。

ラヴェル自身が「ピアノとヴァイオリンという本質的に相容れない楽器であるがゆえに、ふたつの楽器が独立を強いられ、対比を通じてお互いの均衡をはかるどころかまさにその相容れない面をそこで強調している」と言うほど、それぞれの楽器の線としての動きが際立った作品である。しかしその独立への心配りが思いがけぬ響きの結合も生み、ヴァイオリン・ソナタの傑作として確固たる地位を確立している。第2楽章のブルースを頂点として曲全体を通してジャズへの関心が強くうかがえ、3楽章の息つく暇もないヴァイオリンの無窮動はまさに超絶技巧の見せ場。プーレ氏によるフィンガリングやボウイングは、音楽的表現の可能性をとことん追求し、弦やポジションの選択、指づかいと細部にまで気を配ったもの。またピアノ・パートには作曲家でもある川島氏ならではのアナリーゼを大事にしつつ弾きやすいよう考えられたフィンガリングやアドヴァイスが付されている。

ラヴェル ヴァイオリン・ソナタ ?T/?U/?V(全3楽章)

【著者紹介】
パリ国立音楽院を経てパガニーニ国際コンクール優勝。シェリングをはじめ、フランチェスカッティ、メニューインなど巨匠たちに師事。パリ管やフランス国立管など世界中の名門オーケストラと共演、その後も各国の主要な国際コンクールの審査員に招聘されている。また長年教授を務めたパリ国立高等音楽院を退官後も、東京藝術大学の客員・招聘教授、昭和音楽大学の客員教授を歴任している。フランス芸術文化勲章および文化功労章を受章。