著者等紹介
川端誠[カワバタマコト]
1952年、新潟県上越市生まれ。絵本作家。作品に『鳥の島』(第五回絵本にっぽん賞受賞)など多数。絵本作家ならではの絵本解説も好評(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
206
年初に相応しい新作干支絵本を読みました。鮮やかな版画のイラストのディティールも詳細まで細かく、眺めていて大変楽しい絵本です。私は帰省すると雑煮ではなく、お汁粉を食べますが、今回は雑煮も食べました。 http://www.g-advance.co.jp/obakeyashiki/2021/01/05
よこたん
56
“お雑煮をつくる火を大切にするために、ほかの煮炊きをしないよう重詰めにしたもの、これがお節料理です。年末につくるのがお節料理。年始につくるのがお雑煮です。” 十二支勢揃いのお正月の風景が楽しい。凧揚げ、福笑い、羽根つき、カルタ、スゴロク、子どもの頃は全部やっていたのに、この頃は見かけなくなったな。土地の数、家の数だけ皆違うお雑煮。シンプルだったり、贅沢に具が盛り込まれていたりだけど、やっぱり主役はお餅。くっきりと色鮮やかに描き込まれた絵がとても華やか。うちは精進雑煮なので、とりや魚介入りのを食べてみたい。2021/01/23
chiaki
49
自分の干支が、どんな役割をするのか気になっちゃうこのシリーズ大好きです。ちょこまかせっせと動き回るねずみが可愛いのと、シャレのきいた文に笑みがこぼれます。カバー袖に"お正月の祝いの膳の主役はお雑煮"だと記されていて驚き!てっきりごちそうにあふれたおせち料理だと。実家の我が家雑煮は丸餅の味噌仕立て。主人の実家は角餅のおすまし。毎年どっちもいただいて違う味わいに舌つづみ…。2021/01/01
どあら
36
図書館で借りて読了。1月の読み聞か候補に。2021/06/10
わむう
33
干支たちが昔遊びをし、正月料理であるお雑煮をいただきます。地域ごとに違うお雑煮をそてもおいしそうに食べる干支たち。日本の文化を子どもたちに知ってもらうための本としてとてもいいと思います。2021/01/13
-
- 和書
- 神の民の信仰 〈新約篇〉