内容説明
ダイスケは、シュークリームがだいすき。ある日、魔女に『いのち』をにぎられた動物たちが、ダイスケのもとに、あらわれた。そしていった。「百倍の大きさのシュークリームを食べてもらいたい」―岡田淳のシュークリーム・ファンタジー。小学校低学年から。
著者等紹介
岡田淳[オカダジュン]
1947年、兵庫県に生まれる。神戸大学教育学部美術科卒業後、38年間小学校の図工教師を務める。その間から、斬新な手法で独自の世界を描く児童文学作家として、また、絵本、マンガ、翻訳などさまざまな分野でも活躍。『放課後の時間割』で日本児童文学者協会新人賞、『雨やどりはすべり台の下で』(ともに偕成社)で産経児童出版文化賞、『扉のむこうの物語』で赤い鳥文学賞、「こそあどの森」シリーズ(ともに理論社)で野間児童文芸賞など、受賞作も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
74
主人公のダイスケは、シュークリームが大好きなんです。だから、おやつの時間まで待てなかったり、お姉ちゃんのシュークリームまで食べてしまい、お母さんに怒られてしまいます。怒られたダイスケは家を飛び出して公園で、不思議なカラスとネコに出会ってしまうのです。岡田淳さんのお話だから、一体どんな冒険が待っているのかなと思っていたら、冒険というよりも面白くて楽しい笑えるお話でしたね。魔女のシュークリームを何の迷いもなく食べようとするダイスケは、ある意味大物なのかもしれないですね。きっと将来の夢も叶えてしまうんだろうな。2013/06/24
定年(還暦)の雨巫女。
18
《私-図書館》シュークリーム食べたくなりました。亡くなった旦那が、大好きだったなあ。2021/05/13
Te Quitor
14
シュークリームファンタジー。小学校低学年向けの児童書です。大人の読み物として書かれたものではないので、物語の内容は物足りないですが、ほのぼのとした気分になれました。それにしても、岡田さんの絵は食欲をかきたてますね。本当にシュークリームが美味しそうで…(笑)。(短い話でしたが)読んでいる間はお腹がグーグー鳴り響き、恥ずかしい思いをしました。もちろん読後にはシュークリームを購入です。でも、残念ながらダイスケの食べた「巨大サイズ」のものは店頭に並んでいませんでした。普通サイズで我慢しましょう。2013/05/29
Sara
11
【1年生】レビューを見て面白そうと母が予約して借りてきました。が、全然くいつかないー!魔女モノは大体好きなさらだけど、めっちゃつまんなそうな顔ー🤣まだこの形式の本は早かったのか?ただ単に好みじゃないのかわかりませんが。でも一応頑張って半分くらいまでは聞いてました。そして「お母さん、違う魔女の本でもいい?」と言うので、いや別に魔女の本じゃなくてもいいよ🤣と別の本を読みました。2022/05/09
さくらもち
10
シュークリームがだいすきなダイスケは、ある日、魔女に『いのち』をにぎられた動物たちから、「百倍の大きさのシュークリームを食べてもらいたい」と頼まれる。巨大なシュークリームを食べる描写がなんとも細やかでしかも迫力があり、冷たいクリームが口のなかにあるような錯覚を覚える。小学校低学年くらいから。2013/04/27




