出版社内容情報
墓地とは、旅路の終わり、そして再生の場所。
ときに美しく、陽気で、華やか。
ときに不気味で、風変わり。
古今東西の埋葬と弔いに、人間の多様な死生観を見る。
先史時代から現代にかけて、
地球上のありとあらゆる場所に造られたさまざまな墓地を、
200点を超える写真で巡る、世界のお墓紀行。
世界の墓地MAPつき
世界173カ所、写真224点収録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
125
国、地域、宗教によって、かなりの違いがあります。 私は、有名処の世界の墓地の内、アメリカのアーリントン国立墓地&ウィーン中央墓地には行ったことがあります。 https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/product/25/012200007/2025/02/18
くさてる
20
題名通り、世界中の墓地をカラー写真で解説した大判本。時代や文化の違いはあれど、そこに残された思いは同じなのだろうなあと思った。日本からは谷中霊園や泉岳寺が紹介されています。2025/04/08
えつ
7
世界各地の墓地という墓地が写真で紹介されていて、とても興味深い1冊だった。2歳の息子が楽しそうに写真を見ていた。フランス・パリにあるモンパルナス墓地の猫に反応していた。可愛いもんね。南北アメリカのほうも結構反応していたかも。世界のお墓紀行、良かったなぁ。図書館で借りたんだけど、息子も興味津々だったから、これは高いけど購入検討かな〜。2025/03/22
TTK
3
トラジャ族の伝統的な埋葬方法。歯の生えそろう前に亡くなった乳児は、大きな木の幹をくりぬいた中へ置かれる。穴はヤシの繊維で覆われ、やがて亡骸は木に取り込まれてしまう。p.215 ▼ メキシコでは死者の日に、故人の墓を鮮かな黄色いマリーゴールドの花で飾り立てる。「死の花」と呼ばれるマリーゴールドは太陽を意味し、同時に人生のはかなさをも表している。p.1372025/03/18
Hanna
3
世界の墓地のあれやこれ。決して暗いだけじゃない。2025/02/21