内容説明
「ぼく、ともだちにくらべたらぜんぜんだめなんだもん」いつもげんきなスプーンくんがちょっとおちこんでいます。どうしちゃったんでしょうか。
著者等紹介
ローゼンタール,エイミー・クラウス[ローゼンタール,エイミークラウス][Rosenthal,Amy Krouse]
アメリカの人気絵本作家。マサチューセッツ州のタフツ大学とパリのソルボンヌ大学を卒業。大人向けの本や短編映画も制作し、幅広いジャンルで活躍している。現在、家族といっしょにシカゴに住んでいる
マグーン,スコット[マグーン,スコット][Magoon,Scott]
子どもの本のイラストレーター兼作家。現在、妻と子供といっしょにボストン郊外でくらしている
石津ちひろ[イシズチヒロ]
1953年愛媛県生まれ。フランスで3年間過ごしたのち、作家・翻訳家として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
20
小さなスプーンを主役に、個性のお話のようです。 食べる道具の仲間たちのなかで、ナイフやフォークたちの活躍に、劣等感を持ってしまったスプーンくんです。 スプーンだけに大きくなることもないでしょう。 でも、実はその大きさだからこそ重宝がられていることを教えられます。 スプーンを視点に、いろいろと考えさせてくれました。 アメリカの作家なのにお箸が出てくることと、その描かれ方にちょっと不思議さを感じたことも印象的です。2023/12/08
☆ぴよこ☆ 「クリスマスに絵本を贈ろう・絵本を読もう」「【読メ絵本部】」
18
文庫にて、ナイフさんやフォークちゃんがいろいろできてうらやましいスプーンくん。でもおかあさんが… どうしても他人がすごく思えてうらやましく思えることってあるよね。 小学校低学年まで向け1年生に読み聞かせ予定。2013/06/10
ととろ
11
面白かった。周りが皆、我より賢く見える今日この頃・・・のスプーンくん。でも、徐々に自分の良さにも気づいていき、幸せな気持ちになります。2012/07/06
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
自分にしかできないこと、自分の存在、自分の良いところに気づくこと、それが個性。相手と比べて自分が劣っているところに気づくことも大事、それを卑下してはいけない。2024/03/05
遠い日
8
スプーンくんのコンプレックス。そして、スプーンくんの自分発見。母スプーンのナビが、とってもいい。できないことより、いくつものできることを認めるほうが、だいじ。道具たちのたたずまいがかわいくて、すてき。2013/07/12
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