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内容説明
“BEASTARS”の原点がここに。肉食と草食が共存する世界。そこに溢れる様々な感情。この世界には、まだまだ語られるべき物語が無数に存在する。違うからこそ、向き合うことは難しい。難しいからこそ、そこに挑む姿は残酷で美しい。板垣巴留が描き出す珠玉の短編集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミナ
9
人に見せないところに気づけたとき、よりその人の魅力が引き出されるよね。一番のお気に入りはエゾシカとユキヒョウだった。2021/05/22
しゅん
8
BEASTARSのサイドストーリーをまとめた短編シリーズ3作品目。本編でも好きだったレゴシとサグワンさんの話はもちろんあの異種族カップルも再登場！ 板垣巴留さんの味のあるイラストが本当大好き。カバーにも書かれていたがまたこのシリーズの続編が出るのを楽しみにしてます！2021/05/08
あこさん
7
今巻も面白かった！特に表紙にもなったトラとアルパカの話が一番好き。前々からビースターズからの流れからこの人の作品はSM的世界観があってそこが素敵だと思ってた。支配と隷属の微妙なバランスが素晴らしい。その関係は一方的ではなく、流動的に変わっていくものであるということを教えてくれる。レゴシとサグワンさんの話もよかったし、ヘビとハイエナの話もよかった。まだまだ続いてくれるといいな。2021/05/26
さとみん
5
またしても読みながら変な声が出た。ヘビ！？ブイヨンスープ！！そして表紙の二匹があんな関係だなんて驚いたのは私だけ？本編も含めて一番ドキドキした。他にも本編組の後日談もあり、今回も本当に気持ちよく驚かせてもらった。海と陸の死生観の違いも深堀りすると面白いだろうなあ。あとレゴシとハルだけじゃない肉食草食カップルの試行錯誤も見てみたいので、これからも時々の里帰りをお待ちしております。前巻のムギは方向転換が成功したようで何より。2021/05/07
ケー
4
ビースターズ本編よりより人間的で生々しいケモノの世界。なんでこんなに一つ一つ素敵な描写ばかりなんだろう。2021/05/11
