内容説明
「すぐに火を消せ」は大間違い。家具の転倒をカンタンに防ぐ裏ワザ。「歩いて帰宅」なんて大嘘、むやみに歩くな!地震発生後、家族の安否はこうやって確認しよう。水・食料の備蓄より、まずは自宅の安全が最優先。自宅の耐震性を手軽に計れるチェックポイントとは?液状化―住んでいる家の地盤は大丈夫か。被災者の声を生かした防災グッズ―ほか、役立つ情報が満載!
目次
第1章 揺れと災害から、こうやって身を守ろう!(1000年に一度の巨大地震発生;生活パターンで考える防災対策;家の倒壊を防ぐには;室内を安全にするには;火災への対処;生活パターンで考えるサバイバル;倒壊家屋からの脱出;ファーストエイド)
第2章 最低3日間、自力で生き抜こう!(命をとりとめたら次に何をする?;「帰宅難民」とならないために;「公助」がくるまでのサバイバル;正しい情報を得るために;被災者にしかわからない意外なグッズ;防災グッズをそろえよう;便利帳;日本は地震の巣の上にある)
著者等紹介
目黒公郎[メグロキミロウ]
東京大学教授、生産技術研究所都市基盤安全工学国際研究センター長(都市震災軽減工学)、日本地震工学会会長、内閣府本府参与。1962年生まれ。1991年東京大学大学院で学位(工学博士)取得後、東京大学助手、助教授を経て、2004年教授。2007年より現職。2010年からは東京大学情報学環総合防災情報研究センター教授兼務。途上国の地震防災の立ち上げ運動にも参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。