内容説明
人口減少が進む日本の外国人労働者。欧米と中東における移民と難民。人間の越境の歴史は、現代社会とどう関わっているのか。パレスチナ/イスラエル研究者であり、原発事故の避難者でもある著者が、「国家」「民族」「よそ者」の既成概念に揺さぶりをかける骨太の論考。
目次
ディアスポラ元年としての明治維新、そして今
「棄民」か「棄国」か―出ニッポンの今・昔
ポストコロニアリズムは終わったのか
「美しい国」の移民政策
アメリカ合衆国とヨーロッパ諸国の「自国第一主義」―移民に依存しながら移民を否定する二律背反の歴史
現代の移民・難民の排斥と古代・中世のディアスポラ―「ヨーロッパ」と「中東」の分断はいつ起きたのか
パレスチナ人ディアスポラとクルド人ディアスポラ―中東分割で離散と対立を強いられた民族
労働経済から見たイスラエルとパレスチナ―労働機会を求める人、労働力を求める社会
ディアスポラとジェンダーをめぐって
著者等紹介
早尾貴紀[ハヤオタカノリ]
1973年生まれ。東京経済大学准教授。専攻は社会思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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