出版社内容情報
41歳の時のスキャンダルで職を失い、その事件をきっかけに人生を180度変えた東国原知事。41歳から、子どもの頃からの夢であった政治家になるべく、はじめたのが「勉強」です。勉強することで、知識を武器しに、自分が生きていく上での精神的な支えにしながら、夢を実現させました。
本書では、東国原知事の勉強経験とノウハウをふんだんに公開。ノート術、時間術、記憶術、集中力の磨き方…、人生を変える、夢をかなえる東国原式勉強法を紹介。大不況時代を生き抜くための勉強法がここにあります!
内容説明
公開!これが東国原式ノート術。私は41歳からはじめたこの勉強法でなりたい自分になった。
目次
第1章 41歳から勉強をはじめて私は人生を変えた
第2章 情報はA6ノート1冊にすべてまとめる
第3章 自分のマニフェストを作ってみよう
第4章 東国原式記憶術
第5章 東国原式ノート術
第6章 東国原式情報収集術
第7章 東国原式時間活用術
第8章 マラソンと勉強はよく似ている
巻末付録 宮崎県産品ガイド
著者等紹介
東国原英夫[ヒガシコクバルヒデオ]
1957年9月16日生まれ。宮崎県都城市生まれ。県立都城泉ケ丘高校を経て、専修大学経済学部に入学。2000年に早稲田大学第二文学部に入学。2004年、卒業と同時に早稲田大学政治経済学部に入学。2006年中退。そして、2007年、宮崎県知事に立候補し、当選。第52代宮崎県知事となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月讀命
54
今からでも遅くないと思わせる本だ。いい高校を卒業し、いい大学に入学、その数年の期間に勉強が出来たかどうかの基準で、試験に合格したか問結果で、人を判断してはいけない。その後、いい就職先に勤め、毎日、酒、女、賭け事に現を抜かし、お金儲けの事だけを考え、全く勉強せず努力しないエリートよりも、学生時代は勉強が出来なかったけれど、その後、社会に出てからもコツコツ勉強し、色々な経験を積み重ねている人の方が、人間的なレベルは上等だという様なところが好きである。・・・・過去の結果ではなく、現在の生き様が一番大事である。 2010/01/20
のし
22
よかったです。現実的でわかりやすい。変わったひとの言葉は重い。ただ、ひたすら反復。モチベーションを高めるには達成感と変わりたい意欲。人生のピークを60才に設定しようと思いました。2014/11/11
再び読書
18
伊達に宮崎県知事を務めたわけでは無い。ただ政治家が子供の頃からの夢だったのは意外に感じた。またこの程度で芸人を干されるのも、少し何か他の意図を勘ぐってしまう。しかし、きっかけはともかく東国原氏の実行力には頭が下がる。人は皆、特にサラリーマンは愚痴言い訳は得意だが、後の人生をかけて夢に挑戦する勇気ある人は少ない。参考になる面、少しついていけない面もあるが、概ね努力に脱帽した。自分もマラソンとまではいかなくても、身体を動かす事も取り入れ、50の手習いが出来ればと思う2013/10/24
せっちゃん
13
ノートの取り方、右ページに先生の話、左ページに自分が疑問に感じたことや、思ったことを書く。人生はいつからでも、やり直せる。2021/02/15
みんと
10
人は何かを変えようとするとき、たくさんのエネルギーを要し、そしてストレスも生じる。 これだけ劇的な変化を遂げた東国原知事の大変さは想像を絶するのではないだろうか。 お笑い芸人であったこと、起こしてしまった不祥事によってテレビメディアから姿を消したことなどからみんなの持つイメージを打ち破る必要性があったし、課された勉強量も半端ではなかったに違いない。 知事の勉強法のコツは、とにかく反復することだそうだ。 努力に勝る方法はないのである。 40歳過ぎてからでも遅くないという言葉が励みになる。2011/04/23