出版社内容情報
大団円を迎えた貸本屋さんシリーズの短編集。夏織、水明、金目・銀目や遠近など幽世を生きる人々のその後を丁寧に描いた七篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Roko
26
夏織さんは東雲さんから引き継いだ貸本屋をしっかりと守っています。隣には水明の薬局もできて、2人は前途洋々です。金目銀目は大人になってからは別の道を選んだけど、やっぱり仲良しなのは変わりなしです。ナナシはやっぱり頼りになるし、にゃあさんもクロもそれぞれのペースで助けてくれます。貸本屋さんはこれからもずっと続きそうです。#NetGalleyJP2022/04/20
kankan
6
子供が産まれてからの世界を描く。 このシリーズ終わるの勿体ないなぁ。。 もう少し外伝的な話しで書いてくれないかな。2022/04/23
あずとも
6
夏織と水明のその後に加えて金目や銀目、遠近などのその後も描かれた短編七篇。夏織がしっかりと貸本屋を守って次世代へ引き継がれていく様子や水明親子の関係、変わらず過保護のナナシ等これで本当に完結だなと思える内容で楽しめた。2022/04/20
アキ
4
シリーズ短編集 「第一話」 春暁 「第二話」 玄鳥至る 「第三話」 男たちの晩夏 「第四話」 親子談義 「第五話」 初めてのお手伝い 「閑 話」 陰日向に笑う 「第六話」 最後の日 【書籍未収録短編集】 本編の隙間を補う数々の短編エピソード 幽世の春だけでなく、夏織と水明に訪れた幸せな春の話を 筆頭に、夏織が母となり、店を譲る時までと、笑える話を 混ぜ込んだ短編集。 幽世の貸本屋の関係者たちは、人もあやかしも、みんなが 優しさに溢れていた。2025/03/06
ミント
1
★★★★★ それぞれのその後が短編形式で描かれている。外伝でもいいのでこのシリーズをもっと読みたい。 #NetGalleyJP2022/04/17
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- 和書
- せんたくねこさん