内容説明
弁護士の娘である美しいクリスティーナは、多くの女性たちの寝室を渡り歩く、傲慢かつ魅力的なならず者の伯爵、エイドリアンと出会うが、彼のことを避ける。爵位を授けてくれる相手と安定した暮らしを送ることが、父親の願いだったからだ。だが、クリスティーナとエイドリアンの運命は、交差するように定められていた。再会したふたりは、互いに強く惹かれ合うようになる。けれど、エイドリアンのかかわる危険で秘密に満ちた世界が、ふたりの行く手に立ちはだかることに。恐ろしい陰謀に巻きこまれてしまうクリスティーナは…。
著者等紹介
アイボリー，ジュディス［アイボリー，ジュディス］［Ｉｖｏｒｙ，Ｊｕｄｉｔｈ］
ＲＩＴＡ賞ほか、さまざまな賞を受賞しているベストセラー作家
立石ゆかり［タテイシユカリ］
南山大学外国語学部英米科卒業。愛知県在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ラズベリア
2
ページ数を忘れるくらいのおもしろさでした。始めのうちこそヒロインの事を一日に六回ドレスを着替える事しかできない無力なお嬢様と思っていましたが全然違いました。襲撃者をブランデーの瓶で殴り倒し暴漢の肩をスティックピンでぶっ刺すとても勇敢で機知に富み、独立心旺盛な女性です。ですがヒーローといえば無責任で自分勝手、優柔不断で正直途中くらいまでは苛々しました。ですがヒロインを想う心に偽りはなく、ヒロインをどんな危機からも身を呈して護る姿勢には心打たれました。大きな紆余曲折を経た分だけ二人には幸せになって欲しいです。2011/07/21
nayui
0
★★☆☆☆2010/01/19
猪名川透子
0
図書館で借りて読み始め他は良いけれど、600ページ越えの総量には、読む前からちょっとげんなりしてしまいました（笑）最初の方はまどろっこしかったけど、ラストにかけては一気にことが進み、結構ハラハラしながら読めました・2010/12/01
MOMO
0
ページ数の割には結構さくさくと読めたんだから、多分面白かったんだと・・・ただ、好きかどうかと言われたら、ちょっと困っちまうわ・・・だってさぁ、エイドリアン君ってほんと、やりたい放題の放蕩者で、庶子が5人、それも二人産ませた相手もいて、全員を大事にしてるって公言するのよぉ・・・おまけにクリスティーナちゃんのいとこまでもが彼と寝たっていいだすし・・・そういうのってロマンス物のヒーローとしてはどうよ？と、思っちまうし、おまけに、クリスティーナちゃんが妊娠しても、結婚する気ゼロだし・・・2010/04/24
くろうさぎ
0
複雑なヒーロー。複雑なヒロインかな・・・。ヒーローがヒロインの気持ちに気が付くところが好きです。2009/12/21
