出版社内容情報
蘇る伝説の幻想文学専門誌。幻の同人誌《THE HORROR》全4号を完全復刻!幻想文学愛好者必携の一冊をお見逃しなく!
内容説明
1973年4月、雑誌『幻想と怪奇』創刊。当時からすでに幻想文学紹介の先頭に立っていた紀田順一郎・荒俣宏による、文字どおりの「我国最初の幻想怪奇文学研究誌」だった。翌74年10月号の休刊まで12号を発行、1年6ヶ月という短い期間ではあったが、名のみ知られた数々の名作を掲載し、後の幻想文学出版の礎石となった。休刊から45年。ここに『幻想と怪奇』掲載作および、評論、コラム、書評を厳選し復刻。寄稿者による書き下ろしエッセイと、『幻想と怪奇』の前身と言うべき幻の同人誌『THE HORROR』全4号を収録した、幻想文学愛好者必携の一冊。
目次
序文
小説
評論
FANTASTIC GALLERY
コラム
ホラー・スクリーン散歩
幻想文学レヴュー
寄稿者エッセイ
特別収録 THE HORROR全巻復刻
著者等紹介
紀田順一郎[キダジュンイチロウ]
評論家、作家、翻訳家。1935年横浜市に生まれる。慶應義塾大学卒業。書誌学、メディア論を専門に評論活動を行うほか、創作、翻訳も手がけ、著書は多数。『幻想と怪奇の時代』(松籟社)により、2008年度日本推理作家協会賞および神奈川文化賞(文学)を受賞。叢書『世界幻想文学大系』全四十五巻(国書刊行会)の責任編集を手がけ、第一期で1976年度日本翻訳出版文化賞を受賞
荒俣宏[アラマタヒロシ]
博物学者、作家、評論家、翻訳家。1947年台東区に生まれる。慶應義塾大学卒業。無類の博覧強記ぶりを発揮し多方面で活躍、著書、訳書、編書はきわめて多数。1987年『帝都物語』で日本SF大賞を、1989年『世界大博物図鑑第二巻 魚類』(平凡社)でサントリー学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
HANA
スプリント
5〇5
灰月弥彦