内容説明
本書はライトノベル作家や漫画家、シナリオライターを目指す人のためのファンタジー世界構築の実践的なガイドブックだ。「神話」や「歴史」、「地理」や「宗教」、「魔法」や「怪物」といった内容について、「ここに気を遣えば、ぐっとそれらしくなるよ」というポイントをわかりやすく解説。碧風羽の描き下ろしイラストを、なんと50点以上掲載!繊細で美しいイラストの数々が、見るものの想像力を喚起する。
目次
第1章 世界を作り、物語を作る(そもそも、世界とはなにか?;世界設定がないとどうなってしまうか ほか)
第2章 ファンタジーの世界観(世界創造・神話・歴史;世界の法則 ほか)
第3章 ファンタジーのお約束(特殊能力・魔法;特殊なアイテム ほか)
第4章 ファンタジーファイル(キャラクターファイル(1)国王
キャラクターファイル(2)王子・王女ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チェ
1
中世ヨーロッパの実情が簡単に解説されつつ、(この“簡単に”とか“ざっくり”というのがキモ。専門書読もうと思ったらしんどいし時間がない)小説における世界観の作り方が解説されているのが良かった。世界観とストーリーの作りこみのバランスという話が面白かった。読み込んだのは、後半の“ファンタジーのお約束”“ファンタジーファイル”。特に貴族・騎士は、位が高い・低い、社会の関わりがどうなのか、今の日本に無い職業や階級はピンときにくいので、いいかもしれない。同じ職業でもキャラクターの捉え方まで書いてある。2019/01/15
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1
ファンタジーの世界を考えるときに、こういうところまで注意しなくちゃいけないのかと、思うのがたくさんあった。丁寧でわかりやすくて、しっかりと説明してあってよかった(*^^*)2012/09/06
橘なつき
1
世界設定に深みを持たせるのって結局現実における歴史や地理の理解、解釈やある原因から波及する出来事を論理的に考える力なんだよなあと実感。2012/08/13
影法師
0
薄いなぁ。表面を撫でていただけって感じです。2012/06/16